2011年5月19日

【B#2】読書法~テーマを決めて読む

私は本を年間300冊近く読んでいる。一日に換算すると、1日に1冊のペースといったところでしょうか?これが何年も続いているが、目標を定めているわけではない。結果的にそうなっている。まぁ、生活の一部なのでしょうね。

photo by:fumiko(photost.jp)

読書を本格的に始めたのは18歳(1990年)のとき。それ以前は、まったく本を読んでいなかった。いい本に出会ったいなかったというのも一因だと思うが、もっとも大きいのは、

「何で読む必要があるのか?」

わかっていなかったからだ。

18歳(1989年)のときに大学受験に失敗。受験浪人の時代に2冊の本に出会う。

1冊目は、高校時代の友人からの紹介で司馬遼太郎の「竜馬がゆく」。

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2冊目は、当時ベルリンの壁が崩壊。社会主義がなぜ崩壊したのか?父に聞いたところ、紹介してくれたのが、ピーター・ドラッカーの「新しい現実:政治、経済、ビジネス、社会、世界観がどう変わるのか」。

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2冊を通じて、本というのは、内容次第で本当に面白くなるんだなぁ、と実感。国語力が不足していたというのもあり、意図的に読書の量を増やしていき、大学時代以降習慣になっていった。

読書についての方法を教えてくれたのもピーター・ドラッカー(本は絶版になっているが、中内功氏との対談本で)。

1年あるテーマを決めたら、そのジャンルの本を徹底的に読むと書いてあり、当時ドラッカーは90代。シェイクスピアを集中的に読んでいたらしい。

その言葉に出会って以来、ほぼ何十年にわたり、テーマを決めて、20~30冊は最低でも読むことに決めている。過去には、心理学、統計学、脳科学、情報学、茶道などテーマを決めて集中的に読んだ。

2000年以前のテーマの例:

心理学、NLP、統計学、仏教、脳科学、日本史(戦国、幕末、明治時代、太平洋戦争)、日本文化(茶道、書道)、ローマ史、ルネサンス、物語論、マーケティング

2000年以降のテーマ:

2010年 哲学、中国古典(論語など)

2011年 建築(現代の建築家をメイン)、アート(モダンアート)

2012年 食(職人など)、インド(ヨガなど)

2013年 解剖学、文化人類学(レヴィ・ストロースなど)

2014年 デザイン(プレゼンを含む)、落語

毎回、テーマを決めて読むと学ぶことがある。

1)仕事の発想というのはすべて異分野と自分が取り組んでいる分野の組み合わせで生まれるもの

2)異なる世界であっても、大切なことには万国共通であること

3)なんといっても好奇心がくすぐられる

例えば、現代アートを読んだ2011年には、科学との共通なところ、どのように自分の作品を発信するのか?作品の根底にある哲学をどう考えているのか?などたくさん学ぶことが多い。西洋と東洋の文化の違いについてもわかるし、なんといっても発見が多く楽しい。

これからも読書を通じて、自分の知らない世界をどんどん知り、自分の好奇心を満たしていきたい。