2011年6月29日

【E#10】転職市場の新たな手段となるのか?~Linkedinを使った転職

最初に民間会社に就職した際に、私が就職口を探す際に使ったのが、Recruit navi nextだった。すでに博士研究員という社会人としてみなされる職に就いていたことから転職とみなされたためだ。

その後、全ての就職活動は、ほとんど製薬会社専門のエージェントを使っている。現に今回の就職は、Linkedinを見た現上司からのオファーで決まった。

そのエージェントと接触するうえで強力な武器となるのが、Linkedin。

Linkedinの素晴らしさは、きちんとした履歴書を書くために手助けしてくれること(下記にLinkedinの履歴書を印刷したものを示した)。各肩書き別に書くことの可能で、その時に働いていた人からの推薦文の記載も可能(私も一人お世話になった上司から書いていただいたし、自分でも4人の推薦を書いた)。

その上、業界別に分かれているので、製薬企業だった場合にはそのニュースが自動的に送られること。又、つながっている人(Facebookでいうところの友達、Mixiでいうところのマイミク)が実際に転職に成功したかどうかも知らせてくれる。もちろん、Groupも充実していて、企業の特定サイトや仕事紹介(たとえば、医療系のFree lance jobの紹介など)もある。

もっとも大きいのは、履歴書が検索できやすくなっているため、Linkedinに登録されているエージェントが容易に特定の個人につながりやすくなっている点。現に、私自身、毎週最低でも一人か二人のエージェントから「つながりますか?」という連絡が入る。

また、同業者とも接触しやすい。このため、あえてRecruit Naviのようなものを使わずに、ダイレクトにエージェントや製薬業の人たちとつながる。今回の転職活動では、1年かけてLinkedinから20~30人のエージェントや製薬業界の人と会い、10社の面談を実施し、最終的に現在の職場に落ち着いた。

Linkedinの素晴らしさを実感したわけだが、情報の鮮度と速度が非常に速いというのが特徴。そのため、今後とも重宝することになりそうだ。そして、自分がいざ人材を募集する際にも使って行こうと思っている。

欧米ではすでにLinkedinが当たり前の形態になっており、デンマークを本社とする前の会社では大部分の幹部レベルの人が登録していて、それがむしろ当たり前で、日本支社にいた頃から実際に何人かから登録を勧められて登録した経緯がある。

今年の年末までに日本語対応のサイトもできるとのこと。はたして日本の転職市場を変える一打となるのか?終身雇用が崩れている現在、Recruit中心とした現在の雇用市場に対して変化が出てくるのか?今後とも楽しみである。