2011年7月21日

【B#6】2011年前半ベスト5~モダンアート

毎年、テーマを2~3つにある程度しぼって、読書をしている。今年はモダンアート、建築がそれに当たる。

今年前半読んだ200冊の中で、

1) 小山登美夫著 小山登美夫の何もしないプロデュース術

2) 石坂泰章著 サザビーズ 「豊かさ」を「幸せ」に変えるアートな仕事術

3) 蓑 豊著 超・美術館革命―金沢21世紀美術館の挑戦

4) 小松左京、高階秀爾著 絵の言葉

5) 村上隆著 芸術起業論

が、特に面白かった。

村上隆氏は、アートを発信する側から、小山登美夫氏は、アーティストを育てる側から、それぞれ第一線に立つためにはどうしたらいいのか?についてノウハウを紹介。また、一から金沢21世紀美術館を作り上げた、蓑 豊氏の仕事に対する考え方、「美術館は子供を対象にすべきである」というのは、独特でありかつ興味深かった。

それに加え、美術作品のパトロンとオークションの話を紹介したサザビーズの石坂泰章氏の本は、新たな世界を知ることができた。

最後に、どの時代の絵もコミュニケーションの一手段であったこと。そのため、それぞれの時代(ルネサンス、ロココや印象派、フォービズムなど)の表現のためにどのような言葉をつかったのか?という視点を小松左京と元国立西洋美術館館長の高階秀爾氏との対談を通じ提供。うなずける箇所が多かった。

こう見ると、この5冊でアートの全体が見える。

アートを通じ、人間の感性や創造性についての無限の可能性を感じさせる。言葉、美術館、パトロン、アーティスト、学芸員の人たちの感性が一つの作品に凝縮する。そして美術館に通うことで、凝縮した姿の歴史を追えるのだ。やはり、ワクワクしますね。

これからも、いろいろな作品に触れて行きたい。