2011年8月6日

【J#13】新たな発想と気づき〜薬とアートの絶妙な組み合わせ

お茶仲間の知人の勤めているギャルリー東京ユマニテにて開催された大久保愛展を見に行ってきた。

薬の飲んだ後のゴミを目につけ、だれがこの作りを使っていたのか?そこを出発点に、その薬の情報収集、そして実際に入手までする。その後がすごいのだが、その薬自体をつかって不思議なアートに仕上げていくのだ。

実際いくつか作品を紹介すると・・・

一つ一つ作品の個性があり、心が動かされた。紙には使った薬の詳細が書かれていて(薬の名前、用法用量)、その下に実際どのゴミがどこで落ちていたのか?が展示されている。

薬とアート。薬というのは、人によっては、副作用があったり、薬害問題や依存症になるなど、イメージの悪い部分がある。それをアートを通じてプラスの見方があるんだよ。と感じさせてくれるような、そういった気づきがあった。

作家さん本人と話す機会があり、

「私はコミュニケーションがうまく取れない。このため、一歩外から見て、人間と対話したい」

といっていた。なるほど、コミュニケーションの手段として、その人の長所をアートに生かしているんだなぁ、、と。

普段は薬を売る立場から、薬を見ているのだが、その見方自体を変えさせてくれるこの作品たち。現代アートのいろいろな可能性をまた感じさせてくれる展示だった。