2013年4月11日

【B#20】2013年1Qベスト3〜自分と向き合う本

2013年の1/4が過ぎ、90冊近く手に取ってみた。そこで面白かった本、ベスト3を取り上げたいと思うが、結果的に自分と向き合うのに適した3冊になったと思う。以下紹介する。

2013年4月現在のベスト3:

1)松木正著 あるがままの自分を生きていく

2)西村佳哲著 自分を活かして生きる

3)平田オリザ わかりあえないことから

この本は、私自身、普段ヨガやタロットを通じて、伝えたい内容が凝縮されている。

タロットを通じて学んだこと(4)〜「厳しい」っていいこと?

にもまとめたが、アメリカ在住のインディアンの教えを核に「自己肯定感」の大切さを説く。その上で、最終的に自分を信じること(自信)ができる。というのも、自分を否定するとなると、どうしても自信が歪んだものとなり、あるがままの自分を受け入れられなくなる。この意味を知る上で好著。

この本は、自分のやりたい仕事をどのようにして向き合うのか?を考える上で参考になる。仕事を「選ぶ」という風潮が出ていることに対して、様々な職種の人へのインタビューを通じて、働く意味は何か?何のためにお金を稼ぐか?に対する答えを得ようとする。

印象的だったのは、あるパン職人の一言。

「商売になってしまわないようにするのが大事。家庭の味を商品にして売るのではなく、単純に家庭の味を作って提供したい」

「商品」として考えるのではなく、相手との人間関係構築に時間をかけるという働き方。自分自身の生き方を見つめると、趣味の世界はそのようになりつつある。例えば、ヨガやタロットを通じて、一人一人の人間に向き合うようになり、お互いにそこに「いる」ということだけで、関係という資産が構築される。仕事は単に収入を得ること、お金を得ることだ、という考えに対しもう少し考えを広げることも大事だのだろうと思う。

次に、この本。今の職場で仕事をしていると、よく、「コミュニケーション能力」というのが話題になる。恐らく、仕事が多様化することで、部門間の仕事がわかりにくくなってきているからなのかもしれない。そういった、世の中はコミュニケーション能力が必要、求められるという風潮に対して、この能力って何か?という点で考えさせれられる一冊。

例えば著者が、能力は学校や教育プログラムで身につくのか?ということについて述べた箇所。

表現とは、他者を必要とする。しかし、教室には他者はいない。わかりあう、察し合うといった温室の中のコミュニケーションで育てられながら、高校、大学、あるいは私の勤務先のように大学院になってから、企業になってから、突然、やれ異文化コミュニケーションだ、グローバルスタンダードの説明責任だと追い立てられる。

繰り返す。子供たちのコミュニケーションの能力が低下しているわけではない。しかし、年々、社会の要求するコミュニケーション能力はそれを上回る勢いで高まっている。教育プログラムは、それについていっていない

人は分かり合えないという前提でコミュニケーションを語っているので、私自身腹落ちする箇所は他にもいくかあった。今後、こういった視点がコミュニケーションに必要なのだろう。

3冊を総合的に見ると、キャリアや人生で壁にぶつかって、自分と向き合って行く場合に役立つものになっていることに気づく。

これからどういった本に出会うのか?そして年末を振り返ったときに、新たにいい本で会えているか?これからも楽しみにしつつ、いろいろな本に接していきたい。

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