2014年6月28日

【T#16】〜あるがままの自分でいること

仕事を辞めて長期休暇に入った経緯については、「【旅コラム Vol.6】決断と今後」にまとめたが、長期休暇に入るにあたって、

自分自身に正直になること

を大切にしたいと考えている。

ヨガを初めとするボディワークと西洋から発展してきたタロット占い。身体の動きやカードの力を使って人の心の動きを探るといった意味では、共通点がある。縁があり、今までタロット占いは、合計400人近い人たちをみた。その人の話を聞いて、手段としてタロットを使うと、内面を見つめるきっかけとなるのだろうか?心が変わっていくのが実感できた。

興味深いのは、タロットカードではっきりと出る人と、そうでない人。はっきりと出る人は単純な人生を歩んでいて充実している傾向があり、そうでない人は、悩みが多く苦しんでいる傾向がある。

そして

充実した人生を送る人は、自分の、どういった職場、どういった仕事についていたとしても、自分に正直に生きていて、自分という一人の人間を肯定して受け入れられる人。

一方で、悩みが多く苦しんでいる人は、相手との比較や誰かからの承認、受容を得るため、何事においても完璧に行おうとする人。

になる傾向がある。

それを裏付けるかのように、最近2冊の本に出会った。

2013年12月にBrene Brownの「The Gifts of Imperfection: Let Go of Who You Think You’re Supposed to Be and Embrace Who You Are」と2014年3月に岸見一郎氏、古賀 史健氏の 「嫌われる勇気」の2冊だ。

Brene Brownは、幸福について研究する研究者で、TEDトークにも二度登場している。彼女は、完璧に生きることは自己改善ではなく、単なる承認と受容を得るために行う行為に過ぎないといい、その理由として、

完璧主義は自己破壊的である。というのも完璧さというのありえないから。完璧さを達成することはできない(Perfectionism is self-destructive simply because there is no such thing as perfect. perfection is an unattainable goal)。

を挙げている。そして、自分自身を大切にすること。完璧主義をやめて、自分自身なること(beginning the work of becoming yourself)が革新的な変化をもたらすという。

では、具体的に「自分自身を大切にすること」ってどういうことなのか?それを述べた本が次に紹介する「嫌われる勇気」。対話形式でアドラーが考えた心理学というのはどういうものか?について分かりやすくまとめている。アドラーは、デール・カーネギー(道は開ける、人を動かす)やステーヴィン・コヴィー(七つの習慣)に影響を与えた心理学者の巨人の一人である。

アドラーは、「すべての悩みは対人関係の悩みである」といい、悩みがある場合には、

これは誰の課題なのか?

という視点(それは自分の問題なのか?それとも他人の問題なのか?)が大切だという。

我々はどうしても、他人の問題に首を突っ込みがちだが、他人の問題は他人に解決を任せ、自分が本来解決すべき問題に集中するということ。自分の問題に集中する際には、自己肯定よりも自己受容(大切なのは、変えられるもの」と「変えられないもの」の見極めの重要性だという。それぞれの意味は

自己肯定は、「できもしないのに「わたしはできる」「わたしは強い」と、自らの自己暗示をかけること」なのに対して、

自己受容は「仮にできなかったとしたら、その「できない自分」をありのままに受け入れ、できるようになるべく、前に進むこと」。

自分に正直に生きるということは、自分を受け入れ、自分の信じた道を生きるということ。長期休暇中は、今まで体験したことのないことを通じて、何か掴めるといいと思う。