2014年7月24日

【T#21】温故知新について

世界一周へ旅立つ前に駆け込みでいろいろな人と会う機会が増すにつれ、タロットの見る回数もそれに比例して増えている。タロットカードは、絵でその人の心を観察することが出来るので、非常に分かりやすい。また、解釈を間違えなければ、心の問題の解決の一助となることを考えると、非常に興味は尽きない。

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タロットは、少なくとも六百年前から存在するトランプの原型となるもの。今の医学や心理学がベースとなっている、サイエンスが大学で職業として地位を確立するのが19世紀から20世紀にかけて。そのように考えると、サイエンスの歴史よりタロットの方が長い。なぜこんなに長きにわたってタロットというカードは受け継がれ、使われ続けてきたのだろうか?という疑問が涌く。

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心理学者のユングは、このカードについて注目した一人で、サリー・ニコルズの『ユングとタロット 元型の旅』によると、タロットについて以下のように述べている。

「ユングは、未来や不可視を占おうとする多くの遊びや原初的な試みを見て、その起源と予知力とが、集合的無意識の深層のパターンの中にあるということに気づいていた。彼はそれと同じことをタロットに対しても認識し、これらのパターンを自由に理解できるようになれば、独自の気づきを増大させる可能性が開けてくると気づいた」

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まさに心の全てのことがタロットに入っていると考える、私の意見とユングの考え方が似ているところが興味深い。

考えてみれば、自分自身の関心はヨガやアーユルヴェーダそしてタロットといずれもサイエンスよりも歴史が長いもの。昔の人たちは心の問題の解決方法を経験的に知っていたのでしょう。こういった意味で、「故(ふる)きを温(たず)ねて、新しきを知ること」という観点も重要ではないかと思う。これからも、ヨガやタロットを通じて、こういった観点から見ていきたい。