2014年11月21日

【R#43】Phase II(28)〜セッション10:統合

いよいよ最終セッションの説明に入る。セッション10では身体の全体をみて施術を行っていく。セッション8、9、10で述べたように、10回のセッションを通じて学んだことを自分の生活に取り入れて、クライアントの自立性を促すことがもっとも大切となる(「【RolfingコラムVol.33】Training Phase II〜統合セッション」参照)。

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セッション10では、残したところの施術を行うというよりも、スペースを残し、あとは時間をかけて重力によって自然と身体を整うのを促すという視点が大事になる。

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セッション8、9で行った施術を元に最後に行う必要のあるもの、もしくはこれから先何を学んだのか?という視点も大事だが、セッション10は、全体を締める(クロージング)ことに焦点が置かれる。

施術も、下肢、骨盤付近、胴体、上腕、首、頭とすべての場所の筋膜を緩めることを行うが、それそれ関連付けて行う。例えば、下肢と頭、胴体と下肢、首と骨盤、そして顎を緩めながら、全身を緩める意識を整えるなど。そのことで、最終的に有機的なつながりをもつことが可能となる。

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私の課題は、左の内耳感覚のバランスをどう整えていくか?あるいは左のアンバランスをどう軽減させるか?がポイントであった。全身に関連づけて施術を行った後、坐骨から頭への意識、首から頭にかけて油が頭の左から注入したような感覚をもって歩く、緊張するとすぐに顎が固まる習慣があるので、顎を緩めながら、頭を緩くすることを自分の身体内に覚えさせた。胸の詰まり感がとれたこともあり、頭の力を緩めることに専念できるのがいい。内耳感覚にいい施術は、その後幾つか覚えたので今後自分の生活の中に取り入れていきたいと思う。

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これでセッション10が終わった。終わったあと日本酒で祝杯となった。自分はお酒に弱いのですぐに赤くなったというのは言うまでもない。

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8週間のうち、7週間が過ぎ、Phase IIで密に学んだ仲間と別れるまで3日間。最初は迷宮に入り、どう施術や身体を観察していったらいいのか?全く途方にくれるところから始まった。

Center of Attention

生徒8名、一人一人が10回のセッションを受けることによって大きな変化があった。セッションの深みや安全な環境の下、一人一人が正直にそれぞれの経験をシェアできたので、中には感極まって涙を流す人も一人ではなく複数もいた。施術を受けたことによって新しいパターンと過去の古いパターンの狭間で苦しんでいる人も見受けられた(「【RolfingコラムVol.34】古いパターンと新しいパターン」参照)。そこで感じたことは、身体を整えるということは、心を整えることでもあることが真実であるということ。今や一緒になってゴールラインに近づいたというイメージだ。無事に8人とも落第せずに先に進めたというのは大きい。また幸運なことに、彼らとはPhase IIIでも一緒になるので心強い。

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トレーニングも3日間を残すところまで来た。外部からクライアントを呼んで施術を行うのは初となる。Phase IIIは一人のロルファーが2人のクライアントを担当して10回シリーズを担当する。その間、どのような形で自分がレベルアップしていくのか?本当に楽しみだ。本ブログでは、その模様はもちろんのこと、最新の科学でロルフィングがどこまでわかっているのか?についても迫っていきたいと思う。