2015年2月1日

【W#107】世界一周から学ぶ(5)〜中国の存在感と消費意欲

2015年1月30日、ミュンヘンに向けて旅立ったが、成田空港で見かけたものはビジネスクラスの搭乗予定の中国人乗客が、日本人の通訳とチェックインする際に大量の段ボールを荷物として預ける姿だった。

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また日本のヨドバシカメラ、ビッグカメラ、ヤマダ電機等の電気製品販売店では中国語の表記が半年前に比べて多くなっていることに気がついた。

2015年1月22日までに、世界19カ国を訪れたが、観光地で大きなバスが何台も停まっていれば中国人観光客と分かるくらい目立つ。また、今回中国は上海を訪れることができたが、上海では消費意欲が強い中国人が店に大量買いする姿を目撃した。上海には欧米のメーカーがほとんど出店しており、午後11時頃まで営業していた。ネオンサインも派手だというところが印象的だった。

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自動車販売数に関して興味深い数字がある。2013年の自動車販売数で中国は米国を大きく上回り2,000万台を突破、2,198万台。米国は1,560万台、日本は米国の販売台数の1/3の537万台となっている。

また、2013年のスマートフォンの出荷台数9億1860万台のうち、中国は3億100万台、米国が1億3750万台、日本が3520万台になっている。

自動車と携帯電話を二つの統計数字を見てみると、いかに中国が突出して大きな市場になっていて、大量のお金を使っていることがわかる。

上海を訪れて感じたことは、WiFi環境でLINE、Facebook、Googleが使えなかったことや中国版新幹線を乗る際の監視体制が厳重であったことだ。詳しくは、「【旅コラムVol.18】上海と蘇州(1)〜wifiと中国版新幹線」に書いたが、中国版新幹線で上海から蘇州へ向かう時のこと。駅の中に入る際にチケットのチェック、ホームに入る前にパスポート(中国人なら身分証)とチケットの確認、そして最後にチケットの改札口と3箇所のチケットチェックがあった。

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また、新幹線に乗ったときに気になったのは公衆の意識、すなわちマナーだった。日本の新幹線ではまず考えられないが、ゴミは席の周りに散乱。席がぬれているケースもあり、中国人の公共物への意識が低い印象を受けた。3年前にも印象的だったのが、上海の地下鉄に乗ったときに、地下鉄会社のマナー広告が流れていることが多かったこと。マナーに関しては国家で啓蒙を進めていることが分かった。

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このように中国は経済が異常に発展しているのだが、一方で公衆マナーがなかなか進まない現実というものがある。これから先、中国はどのように国として発達していくのか?興味深いが、少なくともしばらくは世界経済を牽引する存在であることが間違いないと思う。