2015年2月13日

【R#58】Phase III(5)〜手技を超えて

Phase IIIのトレーニングも開始してから2週間が過ぎた。クライアントとのセッションも3回目が終わり、順調にいけば来週末までには4回目が終わりそうだ。

本ブログで触れてきたが、Phase IIで学んだ様々な手技の中で最も本質的に大切なのは何か?どのように情報を絞り込みクライアントと向き合ったらいいのか?問題意識を持つ重要性を学んでいると思う(【RolfingコラムVol.52】【RolfingコラムVol.55】参照。

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例えば、クライアントと向き合う際に、身体が施術内容について理解するのに時間を与える(スペースを与える)こと(【RolfingコラムVol.55】参照)や施術をしすぎてクライアントに情報量を与えすぎないといったこと(【RolfingコラムVol.52】参照)はPhase IIIに入ってから気づいたことだ。

Rolfingは10回セッションから構成されているが、各セッション、2人の先生のセッションと自分が実際体験する2つのセッション以外に、他の生徒のセッションも見ることができる。他の人を観察することは本当に勉強になる。

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実際は二人一組で一人がセッションを行っている間、他の人はその人のサポートをする形でクライアントとのセッションは行われるのだが、Rolfingの施術を行っているRolferが集中しているときや、集中が途切れているときなどが身体感覚でわかるときがある。その点に関して、Jorg先生が、私が行ったセッションではなく、他人の観察したセッションを終えた時に以下のようなアドバイスを聞くことができた。

Rolfingのセッションの開始時、body readingを行う際いろいろなことが見えることがある。その情報量は多くなり混乱することがある。結局、自分を見失いセッションが上手くいかなくなる(その時は集中が途切れている)。また、急にクライアントが「寒い」「腰痛がする」を言い出すことでいろいろとやることが増えて、自分がパニックになったり。

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そこから抜け出すには、深呼吸をし自分を落ち着かせた上で、身体を地につける(【RolfingコラムVol.55】で書いたが、身体をニュートラルにすること)。そして、各セッションの目的を思い出し、頭で考えるのではなく、自分の身体内で感じたことを大事にする。すなわち、「クライアントと同じく自分は同じ人間なのだがら、自分で体感してみるとわかることがある」ということ。そうすると自ずと情報が絞られて自分のアプローチすべき場所がわかってくるというのだ。

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Phase IIIに入ってテクニック面よりも、精神面や心がけのところを学んでいるところがPhase IIと違う。そして、これらが不思議とクライアントセッションで役立つのだ。

また時に、知識や自分が学んだことから一歩離れ、自分の頭を空にすることも時に役立つことも気づきつつある。その点に関して、将棋棋士の羽生善治氏と元サッカー日本代表監督の岡田武史氏との対談本「勝負哲学」で

「努力の積み重ねが直感力を発達させる」

と述べている。知識を磨き、ロジックによって身体を理解することは大事だが、時には直感を通じて学ぶことがあるらしい。

すでに2週間が経過し、残りは6週間となった。これから先もどのような気づきがあるのか、楽しみだ。