2015年4月1日

【W#126】マドリード(1)〜サンチアゴ・ベルナベウ

2015年3月28日、午前12時10分のAir Europa便で、午後2時頃、マドリードへ。いよいよスペインの首都に到着した。ここでは、レアル・マドリードの本拠地のサンチアゴ・ベルナベウ、スペインの誇るプラド美術館とピカソのゲルニカを見ることができるソフィア美術館に巡りたいと考えている。まず最初に行ったのは、マドリードのサッカーチームの一つで最も世界タイトルを獲得したレアル・マドリードの本拠地サンチアゴ・ベルナベウ。

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今回のホテルはマドリードで最初に建てられたAtocha Madrid駅が最寄りの駅となる。Atocha駅はマドリードで一番大きい。駅の構内に入ると、木が植えられており、熱帯の雰囲気を味わうことができる。びっくりしたのが、ドイツとは違ってイギリスの鉄道と同じく改札があること。入るときと出るときと改札にチケットを通すことになる。

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Atocha駅から地下鉄で2つ目のNuevo Ministerios駅へ下車(片道1.7ユーロ)。そこから徒歩で10分ぐらいの所にスタジアムがある。スタジアムがビジネス街の中心に位置するという不思議な場所にある。

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ここではゲームが行われない日には、バルセロナFCのカンプ・ノウ(【旅コラムVol.123】で触れた)と同様見学することができる(ツアーの名前はBernabéu Tour)。そこで、チケットを購入(19ユーロ)。2日前に訪れたバルセロナFCのカンプ・ノウとどう違うのか?を中心に見ることにした。入口付近に階段があり、最初にスタジアムの頂上にいく。

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頂上に到着。

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収容人数85,000人近くのスタジアムを頂上から見ることができる。

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階段を下り、ツアーのサインに沿ってまっすぐに進むと、トロフィーや歴代のユニフォームが飾られている部屋へ。

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また親切にも歴代のロゴの展示もあった。

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その後、スタジアムの観客席に出てそこから半周。

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そして、ピッチのそばまで出ることができた。

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選手のロッカールーム、シャワー室や報道陣向けの部屋など、バルセロナFCのカンプ・ノウと似たような見学ルートをたどり、ショップで締めくくった。

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レアルマドリードとバルセロナFCの二つのチームの本拠地を比べると、レアル・マドリードは決まったルートを辿ってみるのに対して、バルセロナは比較的自由に行き来た。また、レアル・マドリードは世界タイトルをたくさんとっているということもあり王者の風格を感じさせた。例えていうならば、あえて誇張しなくても伝わるという自信みたいなもの。

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対照的にバルセロナは芸術の街ということもあり、ロゴ色の紫で全ての場所が統一。そして、「バルセロナFCの歴史や伝統についてもっと知ってほしい!」という強い気持ちを感じた。もちろん、バルセロナのいうところ’more than a club’(サッカークラブ以上の存在)というチームのキャッチコピーにも現れていると思う。これは、スペインの歴史と関係がある。

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スペインは第二次世界大戦に参戦しなかったが、1930年代に内戦を経験する。内戦が収束し、スペインが統一される40年代以降、フランコ将軍の独裁体制が70年代の半ばまで続く。その際、カタルーニャやバスク地方における独立意識を芽生えさせないため、公の場(家の中以外のすべての場所)でのカタルーニャ語やバスク語の使用が禁止された。唯一、カンプ・ノウでのカタルーニャ語の使用が例外的に許されたとのこと。70年代の後半に王政が復活すると、カタルーニャ語も復活。こういった歴史的経緯もあり、カタルーニャの独立の動きへと結びついていく。

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例を挙げると、9月11日は「カタルーニャの日」という記念日。独立を求めるカタルーニャ市民がなんと、100万人単位で集まり、州境付近に人間の鎖を作って政府に独立を求めている運動を起こしている。2006年6月18日、自治権の拡大を問う自治憲章改定案について住民投票が実施。74%の大多数の賛成により承認されている。

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バルセロナFCはある意味ではその独立運動の象徴として使われることでサッカークラブが発展してきた。これから、バルセロナ及びカタルーニャ州はどのようになるのか?是非とも見守っていきたいと思う。