2015年6月5日

【Y#17】チネイザン体験記(2)〜腹と足裏

2015年6月3日、2回目のチネイザンの施術を受けてきた。第1回目と同様、Tao of Lifeの土屋しずかさんからの施術だった(1回目の体験記については「チネイザン体験記(1)」参照)。

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前回の施術を受けた時に、腹回りが緩んだこと。そして、その影響なのか、足のアーチ部分や首回りまでも緩んだといった体験だった。全く何をされるのか、検討がつかない状態で施術を受けていたため、緊張感があった。今回の施術は、ある程度どういった施術を受けるのか予想できたので、前回に比べると効果の実感がわいたように思う。

今回も施術の約8割近くが腹回り。前回は満遍なく腹回りに触れていたような気がしたが、今回はある程度ポイントを絞って施術を受けている実感があった。印象的だったのが、腹の左右と腹回りの左側の腰回り(腎臓付近)の部位での実感。身体の硬さの違いを感じることができた。

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興味深かったのは、へそから左側に位置する腹回り。心地が良くて、意識が落ちると、その部位が一気に緊張感がゆるむのだが、意識がもどると腹が固まってしまう。前回も少し感じたが、ひょっとしたらこれは、自分自身何か感情的に腹回りを緊張させることで何かを守っているのかもしれないということを感じた。

そこで、土屋さんからのアドバイスとして、足裏と腹を繋げることを意識すること。足裏からゆっくりと息が入っていき、それが足首、脛、腿、会陰、丹田とつながっていることを実感すること。そして吐く時も順番で最終的に足裏へと息が抜けていくということをイメージする。呼吸を意識的に行うことで、その左側の腹回りの緊張が少しずつ抜けていくことを体感できた。

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呼吸をどう身体の部位と結びつけて行うのか?それによって自分が緩めたい場所が緩むという体験は、実体験としてあまりなかったので、新鮮味があった。私が練習しているアシュタンガヨガの場合には、呼吸に合わせてポーズをとる形をとる。目線や呼気、吸気によってポーズの取り方がすべて決まっているのだが、どこを緩めて、どこに力を入れたらいいのか?という観点でいえば、バンダ(丹田)に意識を向けると学ぶ(バンダについては、【YogaコラムVol.10】で触れた)。そうはいうもののなかなかヨガのポーズにおいてメリハリをつけるのは難しい。特に自分自身の実感として腹回りの力を抜くのが難しく感じる。

基本的にアシュタンガヨガは、ポーズの順番が決まっており、各ポーズが5呼吸で行われる。基本的に筋肉は一定のリズムで運度をすることで、すぐに温めることができ伸び縮みする。アシュタンガヨガのポーズは、ノンストップで連続して様々なポーズを行うので筋肉を伸ばすのに適している。一方で、筋肉の奥にある結合組織(関節や筋膜)までを伸ばすことには適していない。それに適した方法は、一つのポーズをより長い期間(3〜5分)維持する陰ヨガ(アシュタンガヨガ=陽ヨガに対応する言葉)として知られている。陰ヨガの第一人者、Paul Grilleyの’Yin Yoga: Principles and Practice‘によると、

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結合組織を伸ばすためには、筋肉が弛緩する必要がある。その結果として結合組織が伸ばす準備が整う。その上で、ある程度の時間、一つのポーズでホールドすることで、体液の変動が徐々に起き、最終的に組織が伸びてくるのだ。

時々、アシュタンガヨガの練習をしていない時に、陰ヨガのポーズをとる時間を設けているが、結合組織の柔軟性を増すことに貢献していると実感している。その結果として、力の抜き方にメリハリが徐々に出来てきていると思う。

今後、TaoZenにて( TaoZenについては、「TaoZenの説明会に参加して」参照)英知の一つである道教から由来する太極拳や気功の手法について触れる予定だ(ちなみにチネイザンも道教由来)。東洋医学の英知を通じて「身体の力を抜くこと」と呼吸との関係について学んでいきたい。

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今回のセッションも約1時間半。最終的に起き上がると、温泉に上がったような気分になり、ぼーとした状態だったが、起き上がるのに全く力を使う必要がなかったのは、前回以上に感じた。

また1ヶ月後に次のセッションが待っている。この1ヶ月でどのように自分の身体に変化が出るのか?楽しみだ。