2015年7月5日

【E#37】日本での活動開始〜体験セッションを取り入れる

スリランカから帰国1週間後の2015年6月29日。日本でのロルフィングの施術を開始した。

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渋谷駅から近くに場所も確保したこともあり、顧客も今週(2015年6月29日)から受け入れ始めている(どのように準備したのかについては【RolfingコラムVol.103】参照)。営業を開始して1週間経った段階で少し振り返りたいと思う。

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周囲の人たちに感謝しなければならないのだが、おかげさまで今週9人の顧客にお越しいただき、体験セッション(値段設定は1回3,000円)、ロルフィングの1回目、2回目のセッション(各回のセッションの値段設定は1回10,000円)の3種類のいずれかのセッションを受けていただく幸運に恵まれた。大半が体験セッションだったので、今回は体験セッションでどのようなことを行っているのかを中心に取り上げてみたい。

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体験セッションにお越しいただく顧客に対しては、MacBook Pro 15で準備したプレゼンで「ロルフィングとは?」を知っていただくことから始めている。

まず、10回で終わるということ、3つの段階に分けることができること(表層筋、深層筋、統合シリーズの3つ)、名前の由来などを説明する。

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次に、日本でロルフィングに関連する本が何冊か出版されていることや海外の有名スポーツ選手も取り組んでいることも紹介する。

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ロルフィングの特徴は筋膜にある。筋膜というのは筋肉を包む膜。その膜が緩むことによって身体の全体が緩むことを話していく。

筋膜をピンと張った一枚の布として例えると、布の末端にシワがよると、全体の張り具合に影響を与える。といったたとえ話を話すこともある。

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筋膜や筋膜の緊張を緩めるという筋膜リリースという技術はボディワークの世界では注目されており、ロルフィングの施術を行うロルファーが熱心に筋膜学会で発表している。

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ここから10回シリーズの詳細に入っていくが、表層筋を強化するジムのトレーニング、深層筋を強化するヨガやピラティスのたとえ話から、ヨガを継続して行ってもなぜ、肩こりや腰痛が良くならないのか?を表層筋が固まっている観点から述べる。

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その後、表層筋シリーズの詳細の話をするが、今回は呼吸について紹介したいと思う。呼吸は、吸う息と吐く息によって横隔膜が上下するということを話す。

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その横隔膜は首、胸骨、肋骨、背骨、心臓等と筋膜でつながっているということ(下記のスライド参照)。横隔膜の動きは、繋がっている他の部位が緊張していると、横隔膜自体の動きが硬直。

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逆にいえば、首、胸、肋骨、背骨、心臓近辺の筋膜の緊張が緩めば呼吸がスムーズになるこ。

だいたいここで「筋膜って?」「マッサージとどうちがうの?」「実感がわかない?」といったような質問や、施術前に食事はOKか?施術後運動はOKか?といった質問も挙がってくる。前者の質問はやはり、実感していただくしかないと思う。食事については、全く問題ないが、運動については様子を見ながらでいいと思う。

そこで、ここからチェックシートを記入いただき、立位、歩行の身体観察へと進む。体験では、実際に話し合った内容をもとに、私自身が必要と思うところを施術する。この際、なるべく施術の回数は減らすことで顧客の体験に混乱が起きないように心がけるようにしている。

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体験していただくのが一番だと実感するのは、マッサージとは違いそれほどの回数で施術を行っていないにもかかわらず、効果がはっきりと現れるということ。

私自身、リリーフスペースの伊藤彰典さんから2012年12月末から施術を受けて衝撃を受けこの世界に入ったのだが、この実感を顧客と一緒に実感できるのが嬉しく感じることができた。

まだ1週間しか過ぎていないが、様々な経験を通じて今後とも本コラムで学んだことを発信できればと思っている。