2015年8月3日

【Y#25】チネイザンLevel 1(5)〜前半・最終日

チネイザンの7日間のトレーニングを終えることができた。本当に密度の濃い7日間で休憩をする時間があまりなく、ぐったりした状態だった。

6日目まで学んだ手技の中間試験が7日目に実施された。大内さんを含めたインストラクター6人に対して、生徒9名が入れ替わりで各インストラクターに対して15分の持ち時間を使って合計6回行うというもの。オープニング、へそまわり、大腸・小腸、クロージングという順番で行われるが、リラックスして行うことができた。自分の身体の使い方に焦点を絞り、どのようにしたら自分の技術が向上していくのか?に今まで学んだことに集中し、全て出し切ったので、後述するように試験結果に対して何言われても大丈夫な状態だった。試験中には、大極拳や瞑想を行ったときのことを思い出しながら、身体の使い方を含め試験に臨めた。

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その後、2時間にわたってインストラクターと大内さんとの間で2時間にわたって会議が行われた後、各生徒に対して、5分のフィードバックの時間が設けられた。前置きなくダイレクトにフィードバックするよ、という通りの内容。

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ブログに書くべきかどうか迷ったが、以下については、チネイザンについて個人的な意見を含めて書きたいので、参考程度に読んでいただきたい。

フィードバックの内容は、

「クライアントとのつながりを感じない」

「ポテンシャルの20%も発揮できていない」

「自分の技術に溺れていて、今のままだとクライアントの失礼だ」

といったものだった。

その言葉を聞いたあとに感じたのは、自分の中でチネイザンというものが心なのか頭なのかわからないが、腑に落ちていないために、心(潜在意識)の中に迷いがあるということ。なぜならば、ロルフィングでは技術の一つ一つが腑に落ちているので、上記の3つのことを全く迷うことなく、ニュートラルな状態(相手を直してあげるという意識やいい技術を見せるという意識を含めたものがない状態)で臨むことができているからだ。

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振り返ってみると、Tao of Lifeの土屋しずかさんのセッションを3回受けたとき、チネイザンの施術を受けることによって、呼吸や全身に力を抜くということにへそ周りを緩めることの大切さはが実感することができたが(【YogaコラムVol.14】【YogaコラムVol.15】【YogaコラムVol.18】参照)、ロルフィングの施術を10回セッションを受けたときのインパクト(仕事を辞めてこれを仕事していきたいという気持ちになるぐらいだったのでどれだけだったのか想像できると思う)までには正直至っていない。

もちろん、チネイザンのトレーニングを否定することではなく、本コラムでたびたび触れているが、哲学や美学を含めてボディワークを考えるというのは、ロルフィングを行なっていく上で有用な考え方(【氣内臓コラムVol.8】参照)だし、太極拳や瞑想を知るということは身体をゆめる上で、ヨガやロルフィングの施術に対して役立つ内容だ。

しかしながら、チネイザンの手技の面で、技術の基礎的な面についてわかったが、解剖学的にどういった意味があるのか?教科書の図を提示しつつ説明はあるものの、自分の中ではロルフィング・トレーニングで受けたときに、他の身体部位との関係、エビデンスの提示や効果の有無、身体が調う上での影響等を細かく理解させることを通じて、自信を持って施術するといいよ、背中が押される感覚といったものがあまり感じられないというのは事実(ロルフィングのトレーニングについての総集編については【RolfingコラムVol.101】参照)。

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例えば、チネイザンではラビング・タッチと呼ばれる、相手とコミュニケーションをとり手技を通じてアプローチ。これから練習を積み重ねていくことで学んでいくと思うが、今現段階では、自信を持ってできていない。

こういった発見をするのは、ロルフィングのトレーニング期間中は全くなく、チネイザンのトレーニングを通じて初めてだったので、ボディワークを学ぶ上で、腑に落ちるという感覚が重要だということが実感としてある。

振り返ってみると、チネイザンを学ぶ動機としては、東洋医学のアプローチを学ぶことと、内臓をどのように扱うのかを知ることの2点がメインだった。

チネイザンは、中国の陰陽五行説に基づいて組み立てられているので、3日目にその理論的説明があった。万物は、木、火、土、金、水と5種類の要素と陰と陽の組み合わせてできたもと東洋哲学は教えている。五行説で言えば、日本も、月と太陽を加えて、一週間の名前として残っているし、季節では春、夏、土用、秋、冬をそれぞれ表し、方角では東、南、中央、西、北となっている。また、目で見ることの できる惑星は、それぞれ金星、水星、木星、火星、土星と名前がついている。医学から見ると、木、火、土、金、水はそれぞれ、肝臓、心臓、脾臓、肺、腎臓を表しているという。そしてそれぞれの臓器には感情の名前がついている。肝臓=怒、腎臓=恐怖等。

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そうはいうものの、ポール・グリリーのDVDやサラ・パワーズから実際に陰ヨガを学んだときも思ったのだが、陰ヨガの意義はわかるのだが、東洋医学の考えとして、実体験として感じないので、本当にそうなの?といった理解できない部分は持っている。

果たして、今後チネイザンのプラクティショナーからセッションを受けたり、自分で練習を行うことによって自分の持っているチネイザンに対して納得感に変化が出てくるのか?これから様子を見ていきたいし、そこに自分の成長するチャンスが潜んでいるかもしれない。その点を含めて、今後探求していきたい。

8月16日の1日に練習会があり、9月19日〜27日まで後半のトレーニングが行われる予定だ。9月のトレーニングを終える頃にはチネイザンの学んだ技術をどうロルフィングに取り入れるのか?チネイザンのプラクティショナーを目指すかどうかについての結論は出そう。

後半の模様についても本コラムで書いていきたい。