2015年9月23日

【Y#35】チネイザンLevel 1(7)〜つながり

チネイザンのトレーニングの後半に入って4日目(2015年9月22日)。基本的なスキルを全て学び終え、どのようにセッションを組み立てたらいいのか?や今後どのように練習していったらいいのか?という段階まできた。残り5日間。学んだスキルの復習にあてて、最終試験(2015年9月25日、26日)に臨む予定だ。

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当初は、ロルフィングのセッションがそれほど忙しくないと思って、その期間を使ってボディワークのスキルを磨こうと思って申し込んだのだが、幸運なことに予想以上にお客さんがロルフィング・セッションにお越しいただいているため、思いの外時間の捻出が難しくなってきている。

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そうはいうものの、興味深いことにトレーニングの内容は、ロルフィングに役立つ内容が満載で、このタイミングでこのような素晴らしいトレーニングが受けれたというのは幸運だった。

例えば、

一つ目に手技について。手技については思ったよりも細かく指導が行われるが、ロルフィングのトレーニングはここまで細かく指摘を受けるということがなかった(トレーニングの模様については、【RolfingコラムVol.101】参照)。内臓へのアプローチというのもあるのだろうが、手技での手の使い方(特に手指)に力が入っていると、クライアントが心地いい気持ちになれないので、手指に力を抜くことに注意がいく。確かに、ロルフィングでも手の使い方に力を入れないというのも重要だが、そこまで細かくなかったという記憶がある。

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そして、二つ目の例としては、「つながり」についての考え。

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大内さんは、チネイザンにおいては、施術を行う側(プラクティショナー)と受ける側(クライアント)との関係が平等になることが重要という。例えば、医師と患者の場合は、医師が上、患者が下、スパや旅館で働くマッサージセラピストの場合にはお客が上、セラピストが下と考えがち。チネンザンがうまくいくためには、一緒に歩んでいきたい=平等が大事になる。

大内さんは

コネクション=Connect

と表現。相手と「つながる」という感覚を味わうという意味だが、これは第六感というよりも総合的な感覚=皮膚、感情、頭で感じるような全体的な感覚だという。その感覚を味わうためには、自分をニュートラルな状態になって観察することが肝心。そして、「つながっているか、否か」を観察するには自分に対して正直になること、勇気を持つこと、オープンになることが求められる。観察できるようになると、その場でつながっているか、否かということにだんだん気づくようになる。ただ、昨日うまくいった!とおもっても次の日に再現するとは限らないこと。狙うと、策略が入るので必ずしも、秘訣みたいなものはない。つながりができると自ずとヒーリング効果が現れる。

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「つながり」を持つためにははどうしたらいいのか?

深い信頼関係、深い友情関係を持つような時間を多く持つことだ。それは、自分の生活の中で味わう時間を持つことである。そして、友情が深い人間関係を築けている人は、そのことを引き寄せることができ、他の人間関係でも起こす可能性が高いというのだ。

Finding new ways of boosting their success

「つながり」を断ち切るためには、論理的に考える、期待を持たせる、恐れを抱かせる等、多くの方法があるが、「つながり」を作るための方法は思いの外、少ない。大内さんは、方法としてあげたのは、以下の2つ。

  1. プライバシーを尊重すること。個人のインテグリティー(誠実さ)が求められるということでもあり、アドバイスを求められるときに用心が必要。判断基準は「本当にその人にとって役立つかどうか?」だ。役立つ場合には傷つくことを恐れずにリスクをとること。自分の心の底に聞いてみて、最終的に発言に自信と責任を持つことだ。言うときには、自分が正しい、喜ぶ、満足のためにいうことでは決してない。そして、自分の限界を知ること。多くの人は人を頼りにする。依存は間違っていないが、偏らせないことだ。
  2. 信頼感は早いうちに作ること。最初のタッチでどれだけ触れて欲しいのか?心を開くという気持ちにさせるのか?その意識が重要。

考えてみれば、ロルフィングにおいても「つながり」ということの大切さを学んだ。Hold the spaceという言葉を通じてではあるが・・・。【RolfingコラムVol.83】で取り上げたが、Hold the spaceとは、

人が何かを経験する際、その人が安心できるような環境を整えるために、時間やスペース(間)を与えること。大切なのは安心できる、安定した環境を与えることで、判断しない、批判しない、非難しないこと。いわば、その人が「あるがまま」になれる中立状態。そして、彼らの知性を信じ、自分で答えを導き出すことができるようにすること

Hold the spaceにおいて重要なことは、相手に気づきを与える安心できるような環境を与えること。安心感というのは、何を話そうとも安心して話せるという環境であり、自分が相手から判断・批判・非難されないということだ。

Hold the spaceや安心感は、「つながり」というのは同じものではないと大内さんは、言っていたが、私は、環境作りのプロセスを通じて「つながる」が起こると思うので、Hold the spaceは大切だと思う。

ただ、実生活においてもこういったことを心がけるという考えは新しいと思った。日々の積み重ねが試されるということもある。ぜひ、この考え方は大切にロルフィング・セッションを含めたボディワークに邁進していきたい。