2015年10月5日

【Y#40】瞑想の実践〜小周天瞑想

チネイザンのトレーニングを終えたから一週間が過ぎた。Taozenで学ぼうと思っている瞑想については、引き続きトレーニングが行われるので、今回は小周天瞑想を学んできた(2015年10月3日、4日)。

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高度で本格的な瞑想の登竜門として知られている小周天の瞑想。東洋医学では、目に見えい、気やプラーナの流れを良くするということを重視。今ではエネルギーという言葉で説明されることもあるが、Taozenの大内雅弘さん(以下大内さん)によると、物理学で説明されているエネルギーと気というものは全く違ったものだという。

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瞑想については、以前本コラムで取り上げた時に手順があることを紹介した(【氣内臓コラムVol.5】参照)。

  1. オープニング
  2. 技術
  3. Let be(今ここ)
  4. クロージング
  5. To live(生活に活かす)

オープニングは姿勢や呼吸を整えること。技術は各瞑想方法の実践、Let beは心を込めて何もしない、クロージングは瞑想の終わらせ方、To liveは瞑想をどのように生活に活かすかである。

大内さんによると、瞑想を教える人というのは、技術に偏向し、3段階目のLet be(今ここ)が軽視されているという。瞑想は雑念が出てくることがあるが、技術の段階で出てくる雑念は集中力の問題、Let beで出てくる雑念は、自分に役く立つ情報になる可能性が高い。その点を含め、技術とLet beを分けて考えると瞑想に深みが出てくることになる。

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そして、瞑想は人生を幸福に生きていく上で重要なツールだが、欠点もあるとのこと。世界観が狭まり、傲慢になりやすい、例えていうならば、瞑想を極めて全知全能の状態になりやすいらしい。これだと、瞑想している意味が薄れてしまう。大事なのは、技術を磨くのも重要だが、何のために瞑想を行うのか?日々考えることだ。

さて、瞑想の技術についてだが、以前Taozenで会陰を意識した瞑想を行った(【氣内臓コラムVol.5】参照)。今回は、小周天という新たな技術を学ぶことになる。しかも、今回は気の流れの滞りを良くするという技術という意味では初めての体験。

気の流れ=道路に相当するのが経絡。小周天(経絡でいえば、督脈、任脈を結んだもの、英語でMicro Cosmic Orbit)は瞑想と関連が深く、ここが滞りなく回ることが重要。回すことによってボディワークでの手の感覚や太極拳、気功のやり方にも好ましい影響と変化が起きるという。

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今回のワークショップでは、まず初めに小周天で意識すべき5つの駅(場所)についての説明があった。

場所とは、

へそ

Sexual Center(恥骨のそば、関元)

会陰

仙骨

命門(へその後ろ)

の5箇所。ここが最も基本的な場所として知られている。ここを一つ一つ点として意識した後、徐々に線に結びつける(これが小周天を回すことの意味)。各点に関しての意識法は、人によって知覚の得意・不得意があるので、ガイドについては様々。例えば、へそ。心をへそに集める、へそから見る、へそで呼吸する、へそに光を感じる、へそを外と内を開ける、へそのエネルギーを動かす、へそに微笑む、等。

この5箇所を反時計回りに循環させることで、下丹田の周辺に循環している感覚になり、下丹田に気が集まるようになるとのこと。この5箇所がしっかりと意識できると、次に身体全体へと気を回すことになる。9箇所が追加となる。

命門→背中(T11=背骨・胸椎の11番目)→神道(心の反対側)→大椎(C7=背骨・頚椎の7番目)→玉枕(頭の後ろのくぼんでいるところ)→百会(頭頂)→第三の目→天突(首の鎖骨付近)→Heart Center→太陽神経叢→へそ

となる。そして、クロージングで、集めた気を下丹田に集めて瞑想を終える。

瞑想は日々実践し経験を通じて学ぶもの。今後、この瞑想は実践していこうと思っているので、学んだことをまた機会を見つけて発信していきたい。