2016年3月5日(土)、ルーテル市ヶ谷教会で日本ロルフィング協会(Japan Rolfing Association、JRA)に参加してきた。2015年3月25日にドイツ・ミュンヘンでロルファーとして認定されてからほぼ1年となる。
午前中は海外のロルフィング・インストラクター(Carol Agneessens先生とRay McCall先生)の話を正味2時間(午前9時半〜午前11時半)伺うことができた。昨日まで開催されていたロルファーのアドバンスト・トレーニングのための来日だったということもあったが、貴重な機会となった。
124名の日本人ロルファー(2016年3月5日現在)のうち参加者38人。Ida Rolfがどのようにロルフィングを考えていたのか?についてのお話を聞くことができた。
内容を簡単にまとめると
お話を聞く間、手を相手の腿に触れるというペア・ワークを行った。一回目は何も準備しない状態で、二回目は、自分の肉体に意識を持って行き、後ろに空間がある状態で身体に真ん中の線を意識しつつ、手を浮かせながら、腿が手に情報が来るようにするという方法で。私が感じたところ、後者の手で身体を触れると、身体全体が変化して整っていくような印象を受けた。
最後に、10回シリーズをIda Rolfはどのようにして作ったのか?文献に書いていないので教えてほしいということを私の方から質問したところ、そういったものは文献には書かれていないのでわからないと述べつつ、最初口頭で教えていたことが、生徒がそれを持ち帰ってアイデアを奪うことをしていたことから、10回フォーマットを用意するようになったということだ。これには、10回フォーマットいう売りやすいマーケティング的な側面のみならず、数字一つ一つ意味があるように数秘的な考え方も含まれているのではないか、という考えも紹介。最初Structual Integrationではなく、Body Rebalancingと呼ばれていたことなどについても述べていた。
どちらかというと質問すべきなのは、ロルフィングでないものは何か?ついてと言うことを言っていたのが興味深かった。おそらく、ロルフィングのカバーする範囲が広くなったということ危惧するようなことなのかもしれない。
このように色々と話していくうちに2時間がすぐに経過。時々、こういった形で先生にうかがうことも大切だな、という感想を持った。
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