2017年2月21日

【Y#60】ヨガを日々に取り入れてから10年〜ヨガの実践を通じて何が変わったのか?

私はアシュタンガ・ヴィンヤーサ・ヨガ(以下アシュタンガ・ヨガ)のマイソールクラスに通うようになってから10年近く。現在、マイソール東京のタリック先生及びアキ先生の下で練習している。マイソール東京の良さは、タリック先生のみならず、海外から素晴らしいアシュタンガ・ヨガの先生を招聘しているところだと思う。

過去に、タリック先生がマイソールに行っている期間に、Dominic Corligiano先生、Matt Corligiano先生、Jason Stein先生、Mark Robberds先生、Luke Jordan先生、Sonja Radvilla先生等の先生からマイソール方式の指導法で色々と教わることができた。

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アシュタンガ・ヨガの特徴は、一つ一つのヨガのポーズの順番が決まっていること。ポーズができたら次のポーズが与えられ、どんどん難関になっていく形になっていく(アシュタンガ・ヨガの歴史的経緯については、「近代ヨガの歴史(1)〜クリシュナマチャリア」「近代ヨガの歴史(2)〜欧米エクササイズとヨガの融合」参照)。

マイソールの指導法は、基本生徒の自習的に練習することを重視し、必要に応じて先生からのポーズのアジャストや指導が入る。10年も継続して練習ができているのも、自分の呼吸のペースに合わせて、自分のペースで実践ができているため。自分にあったやり方だと思う。

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ヨガを練習していて興味深いのは、

「はっきりいってこれって無理だ!」

と思っていても、少しずつ身体が開かれていき、やがてポーズができるようになるということ。

例えば、超難関と言われるアシュタンガ・ヨガのセカンド・シリーズに登場する後屈系のカポターサナというポーズ、週4〜5階の練習を2年かけてやっと踵をつけることができた。

「身体に準備ができると、ポーズができるようになる」

ということは、ヨガを通じて教わったことでもある。

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不思議なのは、

ヨガのポーズというのは、

「なんでできないのか?」

と追求すれば追求するほど身体が硬直。できなくなってくる。

結局、ある時点で

「できなくても、しょうがないや。今の現状を受け入れよう」

といった思考の手放しが必要となる。

その結果、計ったかのように、あるタイミングでポーズができるようになる。

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そう考えると、ヨガの実践する醍醐味は、ポーズができるようになるということではなく、どのようにして、硬かった身体が柔らかくなっていったのか?どのようにしてポーズを深めていったのか?

そのプロセスを楽しむところにあるということに気づく。

40代の後半に差し掛かって、

「今、この瞬間を大事にして、自分の中に答えがあり、自力で道筋を自分のペースで見つけていく」

という考えを大事にするようになってきたが、これはヨガの実践による経験が大きい。

ポーズを取るときも、今の自分の状態を受け入れた上で、身体に意識を向ける。そして、必要ではないところに力を抜くためにはどうしたらいいのか?を考えながらポーズをとっている。

そういったプロセスを考えながら、一つ一つ自分の身体に向かって行くところが面白い。あくまでも、比較というのではなく、自分という存在を大事にするという意味で。

そう考えると、10年経っても、与えられるポーズが予想よりも進んでいないにもかかわらず、練習は楽しめている。

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そういえば、

アレクサンダー・テクニックやロルフィングなどのボディワークは、どのように練習を工夫し、身体のどこに意識を向けて行ったらいいのか?の取り組む過程で出会った(「アレクサンダー・テクニックとの関係(1)」参照)。ヨガと出会わなければ、今の仕事につくことがなかったことを考えると、不思議な縁を感じる。

2016年12月末から久々に週5〜6回のアシュタンガ・ヴィンヤーサ・ヨガの練習に復帰できるように身体の状態が戻ってきた。

2016年の夏から体調を崩しがちだったので(風邪、アレルギー症状、湿疹等)スタジオで練習できない日々が続いた。練習のモティベーションを維持にするに苦心した模様については「ルーティンの一つとしてヨガを捉える」に書いた。

2017年はヨガを集中して取り組む一年になりそうだ。プロセスを楽しみつつ、無理のない範囲で、継続して練習できればと思っている。

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