2017年4月14日

【R#177】なぜ、身体を整えると自分で判断することができるのか?〜身体を通じた潜在意識の書き換えとその意味

2015年3月にロルファーとして認定されてから2年。様々なお客さんと出会い、セッションを提供することで身体と心との関係について学ぶことができた。

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ロルフィングは、肩こりや腰痛に対して改善効果もあるが、

セッションを経るにつれて、

「他人・世間・社会がそうだから、自分もそうしようと判断・決断していた人」(ここでは自分以外の基準で物事を判断する=他人軸で判断・決断とする)

で動いていた人が、

「自分の言葉で語るようになり、自分で判断・決断していく人」(ここでは自分の基準で物事を判断する=自分軸で判断・決断とする)

へと変化していく人がいることに気づいた。

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私も、ロルフィング10回セッションをロルファーの伊藤彰典さんから受けることで(「出会い」参照)、製薬会社をやめ、世界一周をし、個人事業主として独立することを決断(「決断と今後」参照)。身体が整う以外の効果については、予想できるのだが、セッションを提供した結果、同じように人生における重大な決断を自分できるようになる人がいたのには正直なところ驚いている。

体験談を覗いても、

「ロルフィングの素晴らしいところは自立できるように導いてくれること」(【Rolfing体験談Vol.10】参照)

「体と心がリンクすることを気づかせ、自分の中にしっかりとした土台が出来上がる」(【Rolfing体験談Vol.12】参照)

といったエピソードを紹介している。

Dock at Dusk

なぜ、自分で判断できるようなったのだろうか?

ロルフィングで、「身体を整える」ことで、

「潜在意識に影響を及ぼすことで、思考が整理され、顕在意識へ働きかけ。自分の基準で決断ができるようになる」

のではないかと考えている。

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よく知られているように人間には、潜在意識と顕在意識の2つがある。

「顕在意識」は、言葉を使って物事を考えていく部分、筋立って物事を考える、理屈脳。

言葉で表現する、未来や過去を考えることができるのは、理屈脳がある。これはこれで重要。

一方で、

「潜在意識」は、身体で自分を感じることのできる、感覚の部分。直感を使う場合も含まれるが、感情も出てくるので、感情脳・直感脳。

「潜在意識」は、身体の感覚に関わるので、衝撃的な体験、トラウマ、両親、学校の先生、会社の同僚によって皮膚感覚として、自分の身体内に記憶として残る。自分を守るために「思い込み」という考え方によって(「思い込み」については「自分軸とは(2)〜「思い込み」と「ジャッジすること」に気づくことが大切」参照)。

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驚くべきことに、

身体の大半が潜在意識(場合によっては99%)で占められるという。

ということは、どんなに言葉で表現してわかっていても、潜在意識に準備がなければ、その言葉通りに実現しないことになる。

ロルフィングは、身体を整えることで、直接潜在意識に働きかけていく。

言葉を介さずに、潜在意識に働きかけるので、結果として、どのようなプロセスなのか、はっきりとわからないのだが(一つの説として地図の書き換えがある「心理的、知覚的な変化〜身体地図」参照)、心のブレーキが外れ、自分で決断できるようになっていく。

私がロルフィングに興味をもって、今セッションを提供しているのは、自分で判断できるような身体に整っていくことの醍醐味を一人でも味わっていただきたいから。

これからも、セッションを通じて、一人でも多くの方が、自分の道を見つけられるように手助けできればと思っている。

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