2017年7月6日

【W#173】ニュルンベルク〜ニュルンベルク城とアルブレヒト・デューラー

2017年7月3日〜6日はワークショップがない。その期間は空白期間を設け、観光に出ることを予定にしておいたが、どこにいくのか、全く決めていなかった。

6月30日〜7月2日にドイツの知人に会い、話を伺う過程で、ニュルンベルクとザルツブルグに行くことを決め、今回はこの両都市に行くことになった。

今回は、ニュルンベルクについて取り上げたい。

ドイツにはローカルチケットのBayern Ticketがある。25ユーロ(約3,000円)で午前9時から翌日の午前3時までバイエルン地域内で電車が乗り放題(ただしドイツの高速鉄道(ICE、IC、RJ)は利用できない)と大変お買い得。ローカル電車を使うので、移動時間は2〜3時間と時間がかかってしまうが、今回は時間がありゆっくりと旅したいと考えている身としては、本当に嬉しい。

2017年7月4日、午前9時40分頃、ミュンヘン中央駅からニュルンベルク中央駅行きの電車へ乗車。3時間近くかけて、目的地に到着。ドイツの電車の車窓を見ると、自然が一杯な上、この時期は、午前5時から午後9時前後まで明るいので、太陽光を浴びることできる。

ニュルンベルクは、ナチスドイツの決起大会が開催されたこともあり、第二次世界大戦中に連合軍の標的にされる。そして、東京で東京裁判が行われたように、ドイツではニュルンベルク裁判が行われた。

ナチスドイツについては、過去にダッハウ収容所(「ミュンヘン(4)〜ダッハウ強制収容所」参照)とアウシュヴィッツ収容所(「ポーランド(2)〜アウシュヴィッツ(1)」参照)を訪れた際に、取り上げた。

神聖ローマ帝国の時代、ニュルンベルグは中心地として栄えた関係上、その当時のニュルンベルク城が頑丈にできている。

今回の観光では、ニュルンベルク城と見ることができたが、何といっても塔を登ると、ニュルンベルクの市内全景を一望できる。

本当に圧巻でヨーロッパらしい城下町を現していた。

ニュルンベルクは、文化的にはイタリア・ルネサンスの頃に活躍したアルブレヒト・デューラーの生誕の地である。

もともと、彼の自画像や彼が活躍したルネサンスに興味があったのだが、たまたま、生家がニュルンベルグに残っており、戦火からも持ちこたえたということを伺い、ついでに訪れることになる。

西洋美術史に造詣のある木村泰司氏の「名画の言い分」によると、デューラーは、ヴェネツィアを若い頃(23歳〜24歳の頃)訪問し、当時最先端のイタリアの美術を吸収。本来真正面から肖像画を描くことは中世では、イエス・キリスト以外は許されていなかったのが「自画像」を描いたことで有名になった。

又「四人の使徒」という有名な作品を残す。

これらの二つの作品は、後日(7月6日)、ミュンヘンのアルテ・ピナコテーク美術館に訪れてみることができた。デューラーは、版画家としても有名で、生家には版画工房も残っている。

クリスマスマーケットとして有名なニュルンベルクは、12月中旬に訪れたい場所でもある。今度は12月に訪れてみたい。