2017年10月6日

【E#164】秋の養生レシピ〜漢方スタイリスト・養生薬膳料理アドバイザー・河村千影さんを招いたイベント

2017年9月30日(土)。漢方スタイリスト・養生薬膳料理アドバイザー・河村千影さん(以下千影さん)を招いたイベントを開催。私を含め6名の参加者と共に、五行陰陽説に基づいた秋にあった養生レシピを紹介していった。

今年、ZEROの活動拠点を新規の場所に移してから5ヶ月(「開業2周年を迎えて(1)〜心機一転、新しい場所での活動開始」参照)。

新たな試みとして「料理」というキーワードでイベントを行うようになった。料理器具を一切持たない段階から、あまてらす株式会社からCUCKOO製の発芽酵素玄米(めざめ玄米)炊飯器を購入し、様々な方から器具の提供を受けながら進めていくことができた。

その過程で、宇宙食堂(「「渋谷の発酵晩ごはん会〜宇宙食堂ひかり」をZEROで開催」参照)、瞑想の先生を招いたセミナー(「「空(くう)〜瞑想の本当の凄さをご存知でしょうか?」〜村上浩樹先生による講演会」参照)や地粉道場(「地粉道場を開催して〜小麦粉から手打ちうどんとパンケーキを作る」参照)を開催していく。

そして今回、千影さんのイベントへとつながっていった。

デザートを含め4品。秋は五臓で言えば肺の強化に相当する季節。

配布された資料の一部を引用すると

「秋は空気が乾燥し、人間の身体も同様に乾きます。

のどや肺の乾燥、便秘を防ぐには、酸味があり、

水分を多く含んだ旬の果物が良いでしょう。

辛い物、刺激の強いものは身体を乾燥させてしまうので、控えめに。

白い食材は、体内を潤すと考えられています」

上記に沿った季節にあった料理の提供をしつつ、午前10時から午後12時半の2時間半があっという間に感じることができた。千影さんの効率の良いテキパキとしたキッチンでの作業に驚くのと同時に、自分がサービスを提供する側になってから学ぶことがたくさんあった。

そして、参加メンバー。楽しく様々な方々と美味しい食事とともに交流することができた。

最近、ゴリラの研究で有名な山極壽一京都大学総長(以下山極先生)の「人間の五感は「オンライン」だけで相手を信頼しないようにできている」という記事を拝読。

改めて身体感覚と料理について注目している。

本記事を要約すると、

世の中的には、インターネットが盛んになり視覚や聴覚偏重の世の中になっているが、もっと触覚、嗅覚、味覚に注目されてもいいと山極先生はいう。

「触覚や嗅覚、味覚」というのは「共有できないはずの感覚」と述べた上で、「共有できない感覚」を一緒にするから信頼関係をつくると述べている。

具体例として、母子やカップルによって、肌の触れ合いを長くすればするほど信頼が高まっていくことや、会社で飲み会を行うことでチームワークを上げていくことなどを上げている。

今回のように、料理イベントを開催し、価値観の合う仲間とともに時間を共有することで身体感覚を通じて人間と信頼関係が高まり、お互いに学ぶ場ができるということを実感している。

この観点からも、今後とも料理イベントも継続して開催していきたいと思っている。

今回ご縁をいただいた山口成美さん、料理を提供していただいた河村千影さんや参加メンバーを含め感謝を申し上げます。