2017年11月12日

【Y#64】ヨガと瞑想〜ヨガの練習の中にどのように瞑想を取り入れるのか?〜チャクラと瞑想

生活にヨガの練習を取り入れてから十年。最近、ポーズにこだわるのではなく、瞑想や呼吸法を取り入れた練習も取り入れるようになった。

瞑想については、

世界一周を終えた2014年6月以降、

  1. Chandra – Yoga & Wellness主宰の医師である齋藤素子先生(以下素子さん)による、「プラーナーヤーマ・連続講座」での瞑想(2014年9月〜11月開催)(「プラーナーヤーマ・連続講座(2)〜瞑想・瞑想のテクニック」参照)
  2. TaoZen主宰の大内雅弘さん(以下大内さん)が行ったチネイザンのプラクティショナー養成講座(2014年7月〜9月)を通じた瞑想(「TaoZen Workshopへの参加(2)〜瞑想(2):瞑想とは?」参照)
  3. 瞑想スペースAOYAMAの空の瞑想教師・村上浩樹先生(以下村上先生)を招いたセミナーでの瞑想(2017年9月)(「「空(くう)〜瞑想の本当の凄さをご存知でしょうか?」〜村上浩樹先生による講演会」参照)

を通じて、三者三様の瞑想に接することができた。

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素子さんは、インドのカイヴァリヤダーマ・ヨーガ研究所の教えに基づく瞑想、Taozenの大内さんは、米国・ニューヨークでマーケティング会社を経営されながら、瞑想や太極拳・気功などを体系化、米国・ヨーロッパ・アジアで教えてきたという経験から世界で身につけた瞑想メソッドを、村上先生は、ビートルズも受けたことのがあるフルフィルメント瞑想をそれぞれ提供。

伝統的な瞑想と伝統に縛られることなく今のニーズに合わせて提供するスタイルも学ぶことができた。

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印象的だったのは、大内さんの瞑想を実践していく上で必要な以下の3つの視点(詳細は「TaoZenの説明会に参加して」参照)。

1)Life Engagementの視点が必要。如何に瞑想がうまくできたとしても、実際に役立てなかったり(例えば、自己満足やエゴのために行う)、周りを幸せにならなければ意味がない。

2)瞑想には先生が必要。ヨガや呼吸法を間違えて行えば、怪我や息苦しくなるので、過ちに気づけるが、瞑想はうまくいったかどうか、自分で判断できない。

3)瞑想には順番があること((a) オープニング技術、b) Let be(今ここ)、c) クロージング、d) To live(生活に活かす))。その順番に沿って行うと瞑想の練習に入りやすい。

の3つの視点を通じて、伝統に縛られることなく、現代に古代の叡智をどのように生かすのか?学ぶことができた。

幸運なことに、2017年6月16日(金)に、知人の紹介で、初めて表参道から徒歩圏内の一室でSunPheonix Clubが提供する瞑想ワークショップへ参加することができた。その後、1ヶ月に2回ほどお世話になっており、

「瞑想や直感力をどのように鍛えるのか?」

を学んで、半年が過ぎた。

ヨガは、様々なポーズを練習することで20分間座位(座った姿勢)で、瞑想に入るための準備を整える。

西川眞知子さん(以下西川さん)の「ヨガのポーズの意味と理論がわかる本〜ヨガの古典とインド哲学に学ぶチャクラ理論とアーユルヴェーダ」によると、

背骨をヨガでは最重視。背骨は、エネルギーの最大の通り道ともいわれている。西川さんは、背骨の大切さは、「続・ヨーガ根本経典」の「シヴァ・サンヒター」の以下の言葉を引用し、その意義を強調している。

「この肉体の中にメール山(背骨)があって、七つの島に囲まれている。そこには河があり、海があり、山があり、田地があり、領主がいる」

ここでの、この7つの島とは、

チャクラ=生命エネルギーを司るスポット

を意味。

「河」=脳髄液

「海」=全身を流れる体液など、水のエネルギーの働き

「田地」=地のエネルギーで臓器や筋肉などの働き

をそれぞれ現している。

「領主」は、ヨガを行うものが最終的に目指す真の自己=アートマンを表すという。

そこで、

このように背骨=チャクラをどのように調えるのか?

それが、なぜ重要で、どのような形で直感と結びつくのか?

直感を使わずに頭=思考でのみ発想すると、なぜチャクラが乱れてくるのか?そして頭と直感のバランスをどう調えるのか?

SunPheonix Clubでは、意識の仕方やその浄化と流れを良くする手法を中心に学んでいる。

ヨガのポーズの日々の実践だけでは、ポーズをいかにしてうまくとるのか?他人との比較に意識が向きがちで、身体内への意識が希薄になってしまう。

そして、本来の意義である、背骨=チャクラをどのように調え、意識するのか?まで考え、意識する余裕がない。

それが瞑想に本格的に取り組み、経験的、体感的に気づくことができたので、本当に新鮮だ。

考えてみれば、ヨガ・スートラの八支則(パタンジャリのアシュタンガ・ヨガの八支則)では、

ヤマ(人に対して、気をつけること)

ニヤマ(自分に対してするべきこと)

アーサナ(姿勢、ポーズ)

プラーナーヤーマ(呼吸法)

プラッティヤーハーラ(感覚を収める、制感)

ダーラナー、ディヤーナン(瞑想)

サマーディ(瞑想の深まり、静寂、三昧)

の8段階から構成されるといわれている(詳細は「プラーナーヤーマ・連続講座(1)〜飛び入りとヨガ哲学」参照)。

そのようなことを考えると、アーサナ=ポーズは一つの段階に過ぎず、身体を整えていくためには、呼吸法や瞑想も重要となることが改めてわかる。

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瞑想の意義は

「新鮮な空気を身体内に通すことによって身体内の淀みを浄化する」

ということを学んでいる。その結果として、ヨガのポーズの練習の中で背骨、バンダや丹田の意識が強化され、ポーズを丁寧にゆっくりとしたペースで行うことができるようになった。難関なポーズをとるよりも、今できるポーズを着実に行うということを心がけるようになった結果、自分の心がすっきりとして、落ち着いて物事に取り組めているという実感がある。

これからも、本コラムを通じて、瞑想の成果について書いていきたいと思っている。