2017年11月27日

【B#77】「宇宙にゆだねて人生を楽しむ」の関連本(3)〜「引き寄せの法則」と「ホ・オポノポノ」

2017年11月6日、サロンZEROにて、「宇宙の根源を知り、魂でつながる仲間を作ろう会」〜渡辺優先生を囲む会」を開催した(詳細については「「宇宙の根源を知り、魂でつながる仲間を作ろう会」〜渡辺優先生を囲む会を開催して」参照)。

前回、ざっと紹介したJoe Vitale(以下ヴィターリさん)の’The Awakening Course‘(邦訳、ジョー・ヴィターリ著の「奇跡を起こす・目覚めのレッスン」)について書きたい。

実は、ヴィターリさんについては、Rhonda Byrneの’The Secret’(邦訳:ロンダ・バーン著「ザ・シークレット」)を読んだ時に、出てきたのでよく覚えているが著作を取るのは初めてとなる。

「ザ・シークレット」は、

世の中というのは、自分の思考によって出来事が引き寄せられる=「引き寄せの法則(The Laws of Attraction)」

という考えを紹介。

様々な著名人のインタビューを通じて、思考が如何に大きな影響力を持っており、思考が出来事を引き寄せ、現実化につながることが理解できた。

しかしながら、「ザ・シークレット」では、

「人生において、なぜ引き寄せの法則が大事なのか?」

については明確になっていない。

それをうまく説明している本が、「ザ・シークレット」にも登場しているヴィターリさんの「奇跡を起こす・目覚めのレッスン」。

「ホームレスだった人がどのようにして億万長者になったのか?」

という人生を歩んだヴィターリさんならではの、人生論で興味深いのだが、「引き寄せの法則」の位置付けが明確になっているところが興味深い。

ヴィターリさんによると、

人生は、

1)犠牲者(Victimhood)の段階:犠牲の意識持っている

2)自覚(Empowerment)の段階:自分の責任で人生を創造する(「引き寄せの法則」が関わっている)

3)委ねる(Surrender)の段階:自分と神(無意識)と共同で人生を創造する(「ホ・オポノポノ」を利用する)

4)目覚め(Awakening)の段階:自分が神であることに気づく

という4段階を経ると述べている。

人生は、自分の無意識で何を考えているのか、明確にならなければ、自分の責任で人生が創造することができない。ヴィターリさんはそれを「犠牲者の段階」と表現。不平・不満を述べることのみにエネルギーが注がれ、生産性が落ちていく。

そして、この段階にいると「引き寄せの法則」が使っても、物事が実現することがない。無意識が邪魔するからだ。

「犠牲者の段階」を抜け出すためには、

人生に対して100%責任を持つ信念や文化を無意識的に吸収していることを理解すること、自分が信じていることよりも、高い能力を持っていることを理解すること、自分の思考の影響力について理解すること、思考に感情がプラスされると、自己実現すること、執着や必要性を手放すこと等

について説いている。

次の「自覚の段階」で、ようやく「引き寄せの法則」が使えるようになる。ヴィターリは、「引き寄せの法則」を使えるためには、5つのステップがあるという。

1)自分が必要としないものは何か?明確にすること

2)意図=「何が必要なのか?」を明確にすること

3)制限のかかっている思考をクリアにすること

4)最終的に得られる結果をビジュアル化すること

5)意図を手放し、行動をすること

興味深いのは、4つのステップの中で、

「委ねる段階」=「大いなる叡智」=「神」と一緒になって創造すること

の前に、

「目覚めの段階」=「自分」の思考を使って人生を創造するということ

があることだ(大いなる叡智については「「宇宙にゆだねて人生を楽しむ」の関連本(2)〜「生き方」と「祈り」について」参照)。

自分の思考を使って成功を収める(例えば、ビジネスで成功すること)には、地に足についた形で成功を収めることが重要。それを行う上で「引き寄せの法則」がツールになることを強調している点。ビジネスを成功させること程、人生で勉強になることはないと思っているので、この位置づけで「引き寄せの法則」を使うことが有効。

そう考えると、

上記の5段階の中で興味深いのは、思考のクリアの段階だ。ヴィターリさんは、いま置かれている現状に対して感謝するということ。どんな些細なことであれ感謝すること。が鍵になるという。そのことで、自分の無意識の中で制限のかかっている思考も明確になっていくのだ。

そして「委ねる段階」に向かう。

自分が意図したことが「引き寄せの法則」によって実現するようになることが一つの習慣になるって初めて、次の「大いなる叡智」にSurrender=「身を委ねる」という段階にたどり着くことができる。

そこで、「大いなる叡智」の力を借りることが借りることの大切さを身に付けることが可能となる。

役立つのが「ホ・オポノポノ」

イハレアカラ・ヒューレンの「豊かに成功するホ・オポノポノ」によると

ハワイの州立大学病院の特別病棟があり、殺人、レイプ、暴行、窃盗などの罪に問われ、精神錯乱状態にある囚人が収容されている特別施設として知られていた。スタッフの対する暴行などもあり、スタッフの欠勤や遅刻も多発していたという。

そこに一人の心理学者(イハレアカラ・ヒューレン博士、以下ヒューレン博士)が赴任。患者の会うことやカウンセリングを行うことなく、患者のファイルを見ることで、問題を解決。赴任してから3ヶ月後に、暴力事件が減少。次から次へと囚人が更生。4年後には収容者全てが退院。病棟は閉鎖されてしまう。

ヒューレン博士なにをしたのか?

全ての出来事は100%自分に原因がある。起きている出来事は全て自分が意識・無意識的に蓄積された記憶によって引き起こされたもの。だからそれをクリーニングしたという。

そのクリーニングの方法が、

「ごめんなさい」「許してください」「ありがとう」「愛しています」という言葉を繰り返しとなえる

というシンプルなもの。

そのことで、自分の無意識に入っている、思考や制限、過去の記憶などがクリーニングされていく。

ヴィターリさんによると、結果として「大いなる叡智」につながりやすくなり、「大いなる叡智」に身を委ねるということを覚えるようになる。

そして、最後に、目覚めの段階に到達する。

この段階にたどり着くと、「引き寄せの法則」というツールも必要でなくなる。Be Happy Now=「今が幸せ」がわかっていれば、物事が勝手に実現していくからだ。ヴィターリさんは、「引き寄せの法則」を小学一年生の段階で人生について学ぶプロセスで必要だというたとえ話で紹介しているのが面白かった。

この段階では、「大いなる叡智」に完全に委ねることを覚えていくという。

ここの段階は過去にブログ(「「宇宙にゆだねて人生を楽しもう」〜コラボイベントを開催して」参照)に書いたので参考にしていただきたい。

スピリチュアルな本でビジネスの応用をお考えの際には、「奇跡を起こす・目覚めのレッスン」は非常に興味深い一冊だと思う。英語版はわかりやすく書かれているので、ぜひ読める方は、原書を手に取ることを勧めたい。