2019年10月28日

【N#36】分子栄養学を知るための基礎化学・分子生物学セミナーの提供開始〜2020年初めにスタート予定

2019年10月27日(日)は、久々に1日オフ。

みなとみらいのQUEEN’s SQUAREのタリーズで、今後提供していく予定のセミナーの構想を練っていた。

ロルフィング・セッションを提供する以前は、基礎医学の研究を大学院時代を含め10年、製薬及び製薬関連業界に11年、それぞれの分野に関わることができた。

大学院で細胞の分子生物学を学び、炎症を引き起こすサイトカインの研究やがん抑制遺伝子の研究、製薬関連業界では、高脂血症の薬(スタチン)、成長ホルモン、人工透析に関わる薬、糖尿病の治療薬(インスリン)や、自己免疫疾患の薬を開発・販売する経験をすることができた。

1)保険財政がどのような問題を引き起こしているのか?

2)国の当局はどのように薬を承認し、安全性を含む品質を担保しているのか?

3)そもそも薬について、何がわかっていて、医師、薬剤師はそれぞれどのような役割を果たすのか?

等、

西洋医学の薬への理解が深ったと思う。

決断と今後」に書いたが、2014年6月には、製薬業界でやりたいと思ったことは、全てやり尽くした感があった。

そこで、1年長期休暇を選択。

2014年7月〜2015年6月の間に

1)ボディワーク系の一つロルファー(ロルフィング)の資格を取得(2015年3月25日)(「ロルフィングの認定トレーニング〜ヨーロッパのロルファーとしての認定までの歩みについて」参照)。

2)アーユルヴェーダの施術を3日間、スリランカで受ける(2015年6月17日〜20日)(「アーユルヴェーダと体験」「アーユルヴェーダと授業」「シロダーラと食」参照)

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3)世界一周旅行券で世界一周する。今まで行ったことのない国々を中心に回った(26か国、65都市)(「世界一周から学ぶ(6)〜世界一周券(1)」参照)。

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を行った。

上記の3つに共通しているのは、今の医療の現場(特に西洋医学等の薬に頼らない医療の現場、代替医療)はどうなっているのか?を知りたかったこと。

その目標を達成し、

「薬をできるだけ頼らない生き方をどのように伝えていくのか?」

が今後のミッションになった。

個人事業主として不安があったが、長崎の「あんでるせん」へ伺い旅を締めくくったところ、

「人生は全て幻であり、思い描いたことは全て実現する」

を知り、会社に戻らず、フリーで始めることを決意した(「武雄温泉と川棚」参照)。

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今は一人一人ができるだけ薬に頼らないために、どのような知識を修めていったらいいのか?勉強し、実践する日々。

最近では、血液検査とリーキーガット症候群への対応(「リーキーガット症候群への対処:腸の働きに努めるためにどのような工夫をしているのか?」参照)、アーシング(「アーシングと健康〜大地を裸足で歩くことで、抗酸化や抗炎症作用が期待できる」参照)や、上咽頭炎の治療(「慢性上咽頭炎とは?〜上咽頭炎によって身体の影響?アレルギー、腎炎、腸炎との関係等」参照)を含めた様々な取り組みを行っている。

ロルフィング・セッションを提供するようになってから約4年半。

今まで提供してきたものや知識を含めて、2020年以降、本格的なセミナーを開催しようと考えている。

テーマは、分子栄養学の理解に必要な基礎的な化学の知識と細胞+生理学の知識。

最近流行の分子栄養学のセミナーを受けたり(例えば「腸内フローラを整える理論と実践〜腸内細菌について何がわかっているのか?」参照)、本を手に取って読んでいるが、内容が高度過ぎて、わかりにくいと感じることだ。

背景にあるのは、分子栄養学のベースとなる、分子生物学の学問がまだ発展途上であること。

1953年のジェームズ・ワトソンとフランシス・クリークがDNAの二重螺旋モデルを提唱して以来、分子生物学は爆発的に発展しているが、まだまだ新しい発見が続いている。

199年〜2003年、分子生物学を実地で学ぶことができたが、その後、iPS細胞の発見、ゲノム編集、全ゲノム配列が千ドル以下で解析ができるようになったことを含め、教科書の分量が増えている上、まだ書き換えが続いている。

現に、分子生物学で有名な教科書の一つであるブルース・アルバーツ(Bruce Alberts)他著の「細胞の分子生物学(Molecular Biology of the Cell)」は私が手にとった第3版から更に、第6版まで改訂が進んでおり、知識が陳腐化するのも早い。


そう考えると、分子栄養学の知識も、日々更新。何を勉強していったらいいのか?迷ってもおかしくない。

10年にわたる研究者の時代に大事にしていたのは、原理・原則。

これを押さえることで、分子生物学や分子栄養学の知識は深まるし、新しい知識が入ってきても動じることなく、取り入れるようになると考えている。

その、原理・原則を学び、考える力を養っていくためにどのようにしたらいいのか?

2019年12月か2020年1月に開始予定のセミナーでは、以下の2つを柱に提供していく予定だ。

1)考える力を養う:基本的な原理・原則を学び、基本的な用語を知ること。

2)質問をする力を養い、学び方を身につける:先生・生徒の関係のみならず、お互いが学ぶ者同士。質問の仕方も学び、自分で学び、知識を調べるようになること。

1)の基本的な原理・原則として、

・基本的な化学の知識(原子の構造、化学結合、モル数、エネルギー、酸化還元、アルカリ、酸性、有機化合物の基礎)

・細胞、生理学の知識(細胞の構造、細胞小器官、代謝、遺伝子とゲノムの違い、セントラルドグマ、酵素、遺伝の基本用語、各内臓の働き)

の理解を深めることを目標にする。

2)は、以前より、読書会、タロット・カードの講習会を開催しているが、中学校・高校の授業のように先生が一方的に生徒に知識を与える関係だけではなく、安全な質問できる環境を整える予定です。どのような質問をすればいいのか?もセミナーの中で説明していくので、自分なりの学び方が身につけるヒントとなればと考えている。

対象の方は、

・分子栄養学のレベルが高すぎて理解できず、挫折した方。

・高校で化学を学んだが面白くないと感じ、理解できなかった方。

・文系出身で、社会人になって化学や生物の知識を学び、栄養学を深く理解したい方。

・ボディワーカーで栄養の知識や生理学の知識が必要な方等を対象に考えています。

社会人をある程度経験してから、化学や生物の知識を得るのは、本来ならば本当に楽しいと思う。

2019年11月23日に0期の内容をご案内していますので(「「化学・生物の基礎を学んで、自分で考える力を身につけよう!」 (身体の学校・ZERO塾)〜募集開始」参照)、ご興味がありましたら、チェックしてください。