2019年12月3日

【N#39】身体の学校・ZERO塾・発想力(Part 1)で学ぶこと〜元素・化学結合・燃える・細胞・遺伝・エネルギー・病気の予防

2019年12月2日、ミュンヘンの滞在を終え、無事羽田空港に到着した(ドイツで学んだ内容については「ヨーロッパのRolf Movement Practitionerまでの歩みについて〜認定までの道のり」参照)。

2020年1月より、「化学・生物の基礎を学んで、自分で考える力を身につけよう!」(身体の学校・ZERO塾)の「発想力(Step 1)」を準備中だ。

「化学・生物の基礎を学んで、自分で考える力を身につけよう!」 (身体の学校・ZERO塾)〜募集開始」では、講座の全体を書いたので、今回は「発想力(Step 1)」について取り上げたい。

化学や生物は、高校・大学受験のために勉強する人が多い。

高得点を取るためにもっとも効率がいいのが「暗記」だ。

このように学習すると、

教科書に書かれていることは全て正しい

と信じてしまう。

大学入学までは、私もそのように思っていた。

しかし、博士研究員として働く頃には、

一つ一つ証拠を集め、

自分の判断軸で物事を判断すること

わかっていることとわかっていないことを分けて考えること

等を自分軸として考えるようになった。

その背景もあるので、

「発想力(Step 1)」では、

1)発見までの歴史

2)「わかっていること」と「わからないこと」を伝えること

を大切にしたセミナーにしていきたい。

選んだ内容は、

「元素」「化学結合」「燃える」「細胞」「遺伝」「エネルギー」「病気の予防」

の7つ。

実は、これらの用語は、江戸時代にはなかった。

現代に至るまで、

「欧米人は、これらの考えをゼロからどのように作ったのか?」

歴史を知ると、見えてくるものがあると思う。

そこで内容を少し紹介したい。

「元素」

古代のギリシャ哲学の時代から、世の中の物質は何でできているのか?考える人たちがいた。

そしてしばらくの間

火・空気 (もしくは風)・水・土

の4つが基本元素と考えられていた(これはタロット、占星術の4つの要素として残っている)。

イスラム教国内での発展、ルネサンスを経て、世の中の物質は元素からできていることがわかった。

元素の歴史を知ることで、原子、電子、分子など、「目に見えないもの」が理解できるようになる。

そして、今の医療は生物学の最先端である「分子生物学」を抜きに語ることができないが、なぜ「生物学」の前に「分子」があるのか?理解が深まることを期待したい。

「化学結合」

化合物はどう出来ているのか?「(分子)生物学」では、高分子(大きい分子、物質)である蛋白質(酵素、コラーゲン、エラスチン等)、核酸(DNA、RNA)、糖質(グリコーゲン、でんぷん、セルロース)を扱う。

高分子がどう出来ているのか、の理解を「化学結合」を通じて深めます。

「燃える」

「燃える」の素の「酸素」はどのように見つかったのか?酸素と物質が結合する(酸化と呼ぶ)と何が起こるのか?人間は酸素を使って、食事を消化・吸収しているが、酸素のことがわかると食事の理解が深まる。

「細胞」

全ての生物の基本単位は「細胞」。

病原菌、腸内細菌、酵母、動物の細胞には共通の構造がある。一つ一つ知ることで、腸内細菌、抗生物質や消化・吸収など、細胞の中で何が起きていることが理解できるようになる。

「遺伝」

親から子へ引き継がれる「遺伝」は、何か?「遺伝」の物質がわかってきたのは比較的新しい。「遺伝」の歴史と、どのようにして人間の身体の中で、肝臓、腎臓、心臓など、違った臓器がなぜできるのか?紹介したい。

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「エネルギー」

人間は様々なエネルギーを得て生活している。生活していく上で電気、生きていくために食事等。特に、食事からどのようにエネルギーを得ているのか、栄養学を理解する上で大事。消化・吸収やその過程で大きな役割を果たす酵素について紹介。基本的な考え方を取り上げる。

「病気の予防」

病気をどう予防するのか?1800年代のイギリスでコレラが発症したときに、人間を病原菌から隔離することで解決した。「病気の予防」の意識が高まった。がん、心疾患、脳卒中をどのように予防するか、何を知ったりいいのか、紹介する予定だ。

0期では、7つのキーワードを紹介していき、参加者とともに内容を作り上げていきます。

2019年12月9日まで「発想力(Step 1)」は、早割申し込みを受付中です(「「化学・生物の基礎を学んで、自分で考える力を身につけよう!」 (身体の学校・ZERO塾)〜募集開始」参照)。

もしご興味がありましたら、お問い合わせください。

よろしくお願いいたします。