2016年8月23日

【R#144】ミュンヘンでのトレーニング(3)〜今後のERA Mentoring SessionとSupervision WS

ロルフィングのトレーニングは3段階より構成されている。

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それぞれ下記の日程でドイツ・ミュンヘンで受講した。

Phase I:2014年8月4日〜8月23日

Phase II:2014年10月6日〜11月22日

Phase III:2015年2月2日〜3月25日

ヨーロッパのトレーニングについては「ミュンヘンでのTrainingについて(1)」「ミュンヘンでのTrainingについて(2)」、総括については「トレーニングの振り返り」をそれぞれご参照いただきたい。

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興味深いのは、ヨーロッパは25歳以上の年齢制限がありかつ多様な文化背景の方々が参加するということ。そのためか、クラス中に個人個人の意見が尊重され、聞くための間を設けてくれること。スイスの人から伺ったのだが、これがアメリカだと特定の人が話すことに費やされ、他の人が質問できないこともあるらしい。私も、アメリカに7年間住み、現地の小学校・中学校の教育を受け、自己主張することの大切さを学んでいるので、そのことは理解できる。ただ、新しいことを学んだ上で、深い人間の理解が必要とされるロルフィングの場合には、ヨーロッパで受けるのは絶好の環境だと感じている。

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さて、トレーニングを終えた後、そのまま終わらないというところにヨーロッパのトレーニングは特徴があり、第4段階(Phase IV)というSupervison Workshopが6日間(2016年12月12日〜17日)行われる。

アメリカのボルダーで行われるトレーニングではこのようなことは開催されない。私個人としては、セッション数をそれなりにこなすようになっても、技術的に大丈夫なのか?不安な面が多少ある。1年後に質問する機会が与えられるというのはありがたいと思っている。

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ヨーロッパのトレーニングのもう一つの特徴として

Phase IIとPhase IIIとの間(2014年11月27日〜2015年2月2日の間)にメンタリング(Mentoring、Mentorは指導者の意味)と呼ばれるセッションを2回、Phase IIIとSupervision Workshopとの間(2015年3月25日〜2016年12月11日)にメンタリングを3回、それぞれ受ける必要があること。

メンタリング・セッションとは「英国での体験(1)」で書いたように、上級ロルファー(Advanced Rolfer)のオフィスへ行き、技術や心がけなどを学ぶというもの。

Phase IIとPhase IIIの間は世界一周の途中だったために、ロンドンでメンタリングを受けた(「英国での体験(1)」「英国での体験(2)」参照)。

一方で、Phase IIIとSupervision Workshop間は、東京でロルファーとして活動している間に受講するもの。2016年8月29日〜2016年9月4日にヨーロッパのロンドンでKeith Graham先生を、パリでは、Hubert Godard先生のそれぞれのメンタリングを受ける予定だ。そして、2016年12月11日〜19日ミュンヘン滞在中に1回受ける予定(現在調整中)。メンタリングの模様については、本コラムで紹介したいと思っている。

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Supervision Workshopではイタリア人ロルファーPierpaola Volpones先生(以下Paola先生)に学ぶことになっている。

フランクフルト在住のロルファー・鎌田孝美さんのコラム「ヨーロッパ・ロルフィング協会」によると、Paola先生は強烈に個性的な人の多いロルファーの中でもバランスが取れた人であり、ロルフィングの定義を基本に照らして天才たちがまとめたテクニックを分かりやすくまとめてくれるとのこと。

Paola先生は、先代のPeter Schwind先生、Robert Schreib先生、Hubert Godard先生からうまく吸収して、次の世代へとうまく引き継ぐためのノウハウを生徒に教えていることを考えると、私自身、今必要としている基礎的なところの見直したいというニーズに合致する。

本コラムを書いている最中にAdvanced Rolfingトレーニングの2018年の日程が発表された。実は、ロルファー(ロルフィングを行う人)は3年〜7年の間にアドバンスト・ロルファーのトレーニングを受講する(将来は義務化という流れもあるらしいが)。3年後がちょうど2018年。

海外でロルファーとして活動していくためには肩書きが重要だということは、企業に勤めていた時代に感じていたこと。肩書きとして博士号を取得したことによって外資系企業に就職する際に、不利になるどころか、リスペクトされた上で、給与面も大きな変化があった。

取得しないよりも取得した方が海外に出る際に得になるだろうということで、以下の日程でトレーニングを受ける予定だ。

2018年6月4日〜6月15日(オーストリア・ウィーン)

2018年10月1日〜18日(イタリア・ボローニア)

またアドバンスト・トレーニングの内容を含め詳細について本コラムで書きたい。

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