2014年7月14日

【R#5】ITMタイ古式マッサージコース Level 2を終えて〜いいものを提供すること

2014年7月13日にITMタイ古式マッサージコースLevel 2を無事修了した。2014年6月26日に開始し3週間近く、60時間にわたる指導を受けた。タイ古式マッサージについては、「ITMタイ古式マッサージコース Level 1を終えて」にまとめたのでここでは触れない。

今回は、Thai massage school TOMARIGI(タイ古式マッサージのスクール)について書きたいと思う。Thai massage school TOMARIGIでは、2名の先生に対して、生徒1名という環境下で指導を行っている。ナル先生と小鳥先生の2人で、豊富な指導歴を持っている上、それぞれ異なった個性を感じた。ナル先生はどちらかというと教科書に忠実に、小鳥先生は基礎知識をどのように応用するのか?に強みがあるのではないかと思う。また、人間的な温かみを感じる素晴らしい学校だった。

マッサージの手技は身体で覚えるという要素が強いが、そこで人の癖がでる。指導する側は、その癖を如何にモティベーションを下げずに向上していくのか?ポイントになると思う。私の場合には、早期に成果を求める職場に長年在籍したため、どうしても早いペースで施術を行ってしまうことが出てしまう。

小鳥先生とナル先生の巧みだったところは、そういった点を繰り返し指摘していったのだが、それを言葉を変えて「今でも充分にうまくなっていますよ。さらに、○○をすればもっとリラクゼーション効果が認められますよ」「流れはうまく出来ていますよ」と人の人間性を肯定するところから開始して、強みを指摘しつつ、どのように弱いところを向上していったらいいのか?目的を示しながら、具体的にガイドするところだった。

また、

「タイ古式マッサージが近辺で普及していると思うが、競争についてはどう思うのか?」

を伺った際に、小鳥先生は

今まで人を蹴落としたり、競争したりと考えたことがないし、それでうまく行っていました。いいものを提供していけば、お客さんはついてきますから。

企業に勤めていると、「どれだけシェアを確保したか?」「競合品の弱点は○○だ」。といった弱点やライバルを蹴落としながら、自分の職場の売上を上げることを考える。また、人生は勝ち・負けという単一の価値観で考えがち。その世界から一歩離れ、このような言葉を聞くと、全ては自分次第ということがよくわかる。

無職になって分かったことは、どのような状況下でも生きることが出来るということ。そして、自分次第ではやれないことはないということ。

偶然にも今回、タイ古式マッサージという施術に出会い、素晴らしい先生と出会うことが出来た。私自身、人との出会いは旅に似ていると思う。

IDEO創立者ティム・ブラウン「違うバックグラウンドの人とつながろう。そして旅に出よう」では、旅の意義として

「自分自身の専門や興味とは違う人々と時間を過ごしてみましょう。可能性のある文化を探し、自分が知っていると思い込んでいるものを揺さぶり、もっと新しいものを見つけ出すために、旅に出ましょう。」

また、世界一周をオートバイで行った投資家のジム・ロジャース「冒険投資家ジム・ロジャース世界バイク紀行」によると

「世界を巡ってひとつ学んだことがあるとすれば、社会が豊かになって、数年間あるいは
数十年間、数世紀にわたって威張り散らしたら、その社会の時代は終駕を迎えるのだとい
うことである。もうひとつ学んだことは、すべての富がなくなっても生活は続くというこ
とである。さらに大事なことは、もし夢があるなら実行すべきだということだ。夢を現実
のものとしなければならない。チャンスは再び巡っては来ないのだから。

小鳥先生とナル先生は、私にとって旅の開始に出会った最初の人たち。これからいろいろな人たちと出会うと思うが、こういった出会いは多くしていきたいと思う。