2015年5月30日

【R#103】トレーニングの振り返り〜ERAのトレーニングはどのように進んでいくのか?

ロルフィングに出会い、本コラムを書き始めてから100回を超えることができた。

そこで、Phase I〜Phase IV(Supervision Workshop)まで、本コラムで書いてきた内容を中心にまとめた。

2013年12月23日にリリーフ・スペースの伊藤彰典さんと偶然出会ったところから大きく動き出し(「出会い〜ヨガのポーズを深めるため、様々な方法を試す中で発見した」)、その場で10回シリーズを申し込む。その過程で(「セッションを受け終えて」)、ロルファーになることを決意。

準備を経て(「Trainingへ向けての準備」)、2015年8月4日、ミュンヘンでPhase Iが始まった(「手放すこと」と初日」)。

2014年8月22日に3週間のトレーニングが終了(「3週目と最終評価」)。

最終面談に無事合格。

2014年10月6日のPhase IIが始めるまで、時間があったので、アジアとトルコを中心に旅をした。

Phase IIは、8週間に渡った(2014年10月6日〜11月26日)(「トレーニングの再スタート」)。

今回8週、33日間、イギリス在住のイタリア人Giovanni Felicioni先生に学んだ。

Giovanniについては、フランクフルト在住のロルファー、鎌田孝美さんのコラムが詳しい(「ヨーロッパロルフィング Giovanni Felicioniという人」)。

Giovanni and Patricia

本コラムでは、

トレーニングがどのように進み、住まいはどういった環境だったのか?(「授業の進み方(1)」「トレーニング風景」「授業の進め方(2)」)

米国・ボルダーとドイツ・ミュンヘンのトレーニングの違い(「土台と感覚」)

ロルフィングの基本的な考え方

1)2方向性(「基本的な考え方〜2方向性(palintonicity)」)

2)Embodiment(「身体感覚〜Embodimentとは何か?」)

3)Articulation (「力を抜くこと(2)〜空間を意識することの大切さ」)

4)Hubert GodardのTonic Function(「身体と心(2)〜Tonic Function(1)」「身体と心(3)〜Tonic Function(2)」)

5)Stephen PorgesのPolyvagal Theory(ポリヴァーガル理論)(「身体と心(4)〜ポリヴェーガル理論(1)」「身体と心(5)〜ポリヴェーガル理論(2)」)

6)Peter LevineのSomatic Experiencing(トラウマと身体)(「身体と心(1)〜深層とトラウマ」)

を取り上げた。

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身体を絵画に例えて、

ルネサンス時代から印象派の画家たちが人間の身体をどのように見ていたのか?

Giovanni先生がRolf Movementの開発者、Hubert Godard氏の考え方に触れながら説明していった「絵画史と身体(1)〜西洋絵画史からみる身体の見方」「絵画史と身体(2)〜絵画史から顔と頭をどのようにみるのか?」)

最終週にはロルファー1人に対して2人のクライアントを呼んでセッションを行った(「クライアント・セッション」)。この経験がのちにPhase IIIでクライアントを担当する際に役立つ。

Phase IIでは、中間面談(「中間面談〜どのようにフィードバックされたのか?」 )と最終面談(「最終面談」)の個別面談が実施されたが、生徒の進捗状況、どこを伸ばしていったらいいのか?を知る上で有益だった。

Phase IIとPhase IIIの間に宿題がある。それは、Mid term paper(ロルフィングとは?を含めたエッセイ)を提出すること、もう一つは2回にわたってアドバンス・ロルファーからメンタリング・セッションを受けること。

2015年2月2日のPhase IIIトレーニングは始まる前に南米、北米に旅する予定だったので、ロンドンでKeith Graham(「英国での体験(1)」)、Alan Richardson(「英国での体験(2)」)を受けた。

Mid term paperは、南米旅行中に提出(「Mid term paperと高山病〜南米の旅の途中で宿題を終える」)受理された(「開始前とMidterm paperの受理」)

2015年2月2日〜2015年3月25日に最後のPhase IIIトレーニングが始まった(「イントロと知識の整理」(先生は、Jörg Ahrend-Löns先生とアシスタントのAndreas Clusen先生))。

ロルファー1名に対して、2人のクライアントを担当。8週間にわたって10回セッションを行った。

同時に2人の先生の受け持つクライアントのセッションをみることもできた。

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Phase IIで学んだ技術をクライアントに伝える際に、

「どう情報を絞り込んでいったらいいのか?」

今まで各回で学んだ知識の優先順位のつけ方をフレームワークで提示(「Body Readingと情報の寡多」)。

Phase IIIのJörgを通じて

Less is more(最小限の施術を)や直感の重要性について(「手技を超えて」)学ぶことができた。

Phase III期間中に配布された論文の中で、見ることと知覚することの違い、アイダ・ロルフが教えた当初に考えていたSaturation methodについては、参考になった(「Seeingと知覚すること(1)」)。

興味深かったのは、セッション3(「Case Presentation(1)〜セッション3を終えて」)とセッション7(「Case Presentation(2)〜セッション7を終えて」))が終えた段階で1人5分クラスの前で行う症例プレゼンテーション。ここで、他の人たちがどのように施術を行っているのか?考えを聞くことで、自分の施術のやり方に広がりを持たせることができた。

Phase IIIは、Phase IIに比べると新しいことを学ぶという印象がなかったが、

1)不安になった時どうするのか?(「見失うこと」)

2)クライアントとのつながりが断ち切れた時にどうするのか?(「見失うこと」)

3)不測の事態に陥ったときにどうしたらいいのか?(「身体地図と幻肢」)

等について学ぶ場でもあった。

ロルフィングのトレーニングで学んだ先生は合計で8人。

Phase IIとPhase IIIの違いは「個性と教育」にまとめたが、違う先生をカルキュラムに入れることで、多様な考え方を身につけることができて、本当に良かった。

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中間面談「中間面談」)、最終面談(「最終面談とロルファーとしての認定」)を経て、無事認定ロルファーとなった。

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ERAのトレーニングは、1年後にSupervision Workshop(Phase IV)を受けることが必須となっている。

2016年12月13日〜18日、Pierpaola Volpones先生のSupervision Workshopを受講した。

Paolaは強烈に個性的な人の多いロルファーの中でもバランスが取れた人であり、ロルフィングの定義を基本に照らして天才たちがまとめたテクニックを分かりやすく伝えるので、手技の整理につながった(「Supervision WS – Pierpaola Volpones(1)〜初日と復習」)。

駆け足で、ERAで必要な認定ロルファーでのトレーニングについてまとめた。

ERAでは、Rolf MovementのPractitioner認定も行なっている。

2019年12月に修了する予定なので、改めてその頃に総括したい。