2016年10月3日

【R#152】Jonathan Martine WS(5)〜よりシンプルなアプローチを学ぶ

2016年10月3日。Jonathan Martine(以下Jon)のWorkshopが再開。5日目に突入した。

本ワークショップについては本コラムにて4回書いた。

1回目:神経系とロルフィング

2回目:痛みと神経へのアプローチ

3回目:「教える」と「気づき」

4回目:「コーチングと全方位的傾聴」

5回目のテーマは、心膜・横隔膜とその周辺の内臓(心臓、肝臓、胃腸)。今まで、上半身、下半身を中心に神経系へのアプローチを取っていたが、今回は胴体の中心部へと向かった。

心臓を包む心膜は、横隔膜、鎖骨、背骨(胸椎)、頭蓋骨につながっていることを解剖学の観点から説明。スマートフォンやPCを見ている人は、ある一つの姿勢(前かがみになり、胸を固定する)になることで、心膜周辺の筋肉・内臓等が動きにくくなるといった実例を示していった。

横隔膜近辺の筋膜

横隔膜と心臓

ミュンヘンでのトレーニングで、ロルフィングの1回目のセッションで学んだ内容の復習になった(「Training Phase II〜セッション1:呼吸を調える」参照)。そのトレーニングで学んだ手技を1年3ヶ月、クライアントに提供してきたことで見えてきたものと見えてこなかったこと。

例えば、

もっと効率的にアプローチする方法はないか?

何か、自分でクライアントによりベネフィットになる方法はないか?

などを考えていた。

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Jonは、ミュンヘンで学べなかった手技を幾つかシェア。浮遊肋骨(12番目の肋骨)と身体の前側にある肋骨への両側からのアプローチを通じて横隔膜を緩めることができる方法、浮遊肋骨と膝を立てた状態で、大腰筋へアプローチする方法、首と呼吸法を通じて心膜を伸ばす方法などを紹介していった。

また、肝臓、胃、心臓、腸へのアプローチも以前、チネイザンで学んだ方法とは違う、よりシンプルな内容を学ぶこともできた。

おそらく、基礎的な方法を学んでいたこと。それをセッションで繰り返し実践を通じて、自分の中に落とし込むことができたこと。解剖学の用語も少しずつ、実感として自分の中に入ってきていること。などから、新たな手技を学んでも、新たに取り入れる準備ができたのだと思う。

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Jonのワークショップがやがて終わり、10月下旬以降に提供するセッションも新たなツールが加わることで、各回に提供するセッションもバリエーションを増やした形での提供となり、自分のやり方も変わっていきそう。

パート1の内容も明日で最後。15人の参加者は本当に個性豊かで、バックグラウンドもロルファーのみならず、ピラティスのインストラクターやロルフィングとは異なる方法でアプローチするボディワーカーも含まれる。一人一人がワークショップ中に質問する内容も役に立っているし、それぞれの世界でどのように生きているのか?学ぶことも多い。

どのような形で前半のワークショップの内容が終わるのか、引き続き、楽しみにしていたい。

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